#02|カラーローテーション

#02|カラーローテーション

皆さんは、ルアーのカラーローテーションを
どの程度、重要視しているだろうか。

実のところ、北海道のフィールドでは
私は、カラーローテーションを一切しない。

魚が色を判別できるかどうかについては、
専門家の中でも意見が分かれているらしい。

だから、「鱒」を追うはずのこのサイトの中で、
そこを掘り下げても非建設的だ。

では、なぜ私がカラーローテーションを
行わないのかと言えば、
単純に余計な時間がかかるからである。

言い方を変えれば、
カラーローテーションしている時間があるなら、
フレッシュな「鱒」を探した方が
はるかに効率が良いのである。

実際、管理釣り場や首都圏の人気河川のように
「目の前にいる魚をどう釣るか」という
ミッションを突き付けられたなら、
カラーローテーションは
一定の効果があると私は思っている。

それは、桂川や多摩川で
学生時代にすでに実践済である。

だが、この北の大地「北海道」の
広大なフィールドにおいては、
カラーローテーションなど、
取るに足らないちっぽけな変化でしかない。

だから、フィールドで
「どんなカラーが釣れますか?」と
ほかのアングラーに問われたら、私は必ず、
「好きなカラーを信じて
使うのがいいと思いますよ」と答える。

意地悪なんかじゃない。これは本気だ。

だって、信用していないルアーを
キャストすることが、
もっとも魚を遠ざけることを
経験的に知っているから。

アングラーが、
「このカラーが釣れるんだ」と信じて
キャストしたルアーには、必ず、魂が宿る。

だから、「鱒」たちを魅了する動きをして、
素晴らしい魚に出逢えるのだと、
私は思っている。

圧倒的なスケールを誇る
北海道のフィールドでは、
ルアーのカラーなんて宗教みたいなものだ。

あ~あ、ついつい言ってしまった。

ルアーメーカーの人、きっと怒るだろうな。

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