秘密の場所……
と言っても、
釣りのポイントに関する
話ではありません。
極度の面倒くさがり屋を
自称する私の場合、
「エンジン止めらた５分でキャスト」
が原理原則なものですから、
誰にも教えられない
シークレットポイントなんて
ひとつも持ち合わせていないので（笑）
ということで、
今回の話題は鉄道遺構。
そうそう、
川歩きをしていると、
ふとこんなふうに
思う瞬間があるじゃないですか。
この景色は
きっと釣りびとのみが知る
とっても
貴重な絵面なんだろうな……
みたいな感じでね。
ちなみに
このスポットは、
流速のある瀬を何度か
渡渉しないといけない場所だから、
ウェーダーを履いても
川歩きに慣れていなければ
辿り着くのはほぼ不可能。
鉄道の歴史に疎い私には
ちょっともったいないくらいの
貴重な景色なのかもしれないけれど、
まあそこは
自らの感性で
いろいろと感じ取ればいいだけと
割り切ればいいのでしょう。
魚のことばかりを考えていると、
まわりの景色が
目に入っても来ない。
これが
もったいないことだと気づけたのは、
トラウトアングラーたる
私にとっての
大きな収穫ではあったかな……。
でもね、
若いアングラーの皆さんは、
ガツガツと
魚だけを追い求めるスタイルでも
別にいいと思うのですよね。
だって、
時に偉そうなことをほざく
オッサンアングラーたちも
昔はそんな時代を
過ごしてきたんだもの。
だから、
経験値を盾にして
上から目線で
あれこれとモノを言うのは違うのよ。
そうそう、
自由な価値観が存在してこそ
トラウトフィッシングの魅力は
色褪せないのだから。