然別湖 セカンドステージ開幕

余震が続き、
なかなか日常が取り戻せない中、
グレートフィッシング然別湖
セカンドステージが開幕。

地震の影響で、ところどころ段差ができた
道東道を東へと走りながら、
「長いトンネルを走行中に
緊急地震速報が鳴ったらどう対応しようか」
などとネガティブな想像が頭をよぎる。

幸いにも
走行中に大きな余震に見舞われることはなく、
狩勝第2トンネルを抜けるころには、
しばらくの間忘れかけていた
言葉に言い表せない安堵感が心を覆った。

十勝清水ICを降りると、
そこには十勝の日常の風景が・・・。

こうした災害に見舞われたとき、
人は改めて日常のありがたさに気づくのだと
期せずして知ることとなったけれど、
長い目で見れば、いつか生かされる
必要な経験なのかもしれないと
自分に言い聞かせてみたりする。

そんなふうに考えられる少しの心の余裕は
どんな時も失わないようにしたいな。

連休初日の然別湖の朝は、
ひっそりと静寂に包まれていた。

北海道の観光地では、
軒並み宿泊のキャンセルが相次ぐ中、
多くのアングラーが道外から
予定どおり然別湖を訪れてくれた。

何とありがたいことだろう。

私は旅行業界の人間でもなんでもないけれど、
予定どおりに北海道まで足を運び、
大好きな釣りを思う存分
楽しんで帰るという行動だけでも
地域は十分に勇気づけられるものである。

今年のセカンドステージは、
ニジマスのコンディションの良さが
際立っている印象だ。

例年以上の体高を誇る個体が目立ち、
アングラーをきりきり舞いさせている。

9月中旬でもあり、まだまだ水温が高い分、
ミヤベイワナをキャッチするのは
簡単ではないけれど、
こちらも魚のコンディションは素晴らしい。

解禁2日目、3日目は、
かなりシビアな状況だったけれど、
それでも抜群のロケーションの中で
湖の釣りを楽しんだアングラーたちは、
充実感のある表情を浮かべていた。

例年どおりなら、
然別湖のコンディションは
右肩上がりに良化していくはず。

然別湖のある十勝地方は、
余震を感じることもほとんどないから、
必要以上に不安を感じることなく、
そして被災者に遠慮することなく、
ひとりでも多くのアングラーに
現地を訪れてほしい。
そう願っています。

なお、最新の釣果情報は、
グレートフィッシング然別湖の
HP(外部リンク)
で確認できます。

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