(前回から続く)
翌日も、天候は霧。
朝食を済ませた後、
雌阿寒温泉からオンネトーへと続く
車道を一気にくだります。
坂道をくだり切り、
到着したオンネトーは
霧に包まれた状態。
神秘的ではあるけれど、
残念ながら、
美しいオンネトーブルーを
目にすることはできません。
そこからは、
オンネトーを1周する
遊歩道を経由して、
雌阿寒温泉へとつながる山道を歩きます。
こちらは、
オンネトー湯の滝へ向かう散策路よりも
少しだけ本格的なルート。
さすがにヒールじゃ歩けない程度に
足場の良くない場所も点在していました。
霧に煙った原生林では、
ちょっとした自然の造形美を
楽しむことができます。
蜘蛛の巣や・・・
霧雨の雫・・・
高山植物だって、
見ることができます。
でもやっぱり、
苔むした森の主役はキノコ。
こんなコや・・・
あんなコ・・・
こんなでっかいコや・・・
ヌメヌメしたコもいたりします。
ここは、阿寒摩周国立公園内だから
もちろんキノコの採取は禁止。
逆に言うと、
観察するにはもってこいの場所と
言えるのかもしれませんね。
帰りがけ、川沿いの道から見た
常呂川や美里別川は
濁りもおさまり、
見た感じは絶好のコンディション。
あ~あ、やっぱりタックルは
積んでこなきゃダメだよなあ~(笑)
少しばかり後悔しつつも
楽しい温泉旅行となったので、
まあ、ヨシとすることにしましょう。