オンネトー界隈の自然 1

今年は、土曜日から始ったお盆休み。

前日にまとまった雨が降ったこともあり、
北海道内の河川は、
一部の地域を除いて、
軒並み濁流と化していました。

そんなこともあって、
釣り旅は小休止。

仕方がないので、
タックルを積むことなく、
プチ温泉旅行へと向かいます。

目的地は、
オンネトー近くにある雌阿寒温泉。

大自然の中にたたずむ
情緒あふれる温泉です。

現地へ向かう途中、
経由した日勝峠の頂上付近の気温は
なんと10℃ちょうど。

少し前まで、道内でも
35℃を超えるような地域もあったのに、
この気温差はさすがに・・・。

けれど、露天風呂に
入ることを考えるなら
虫の心配も少なくなるし
悪いことではないのかもしれない。

そんなふうに
物事を前向きに考えつつ、
のんびりと十勝平野を横断していきます。

オンネトー近くの駐車場に到着した時、
気象状況は、気温13℃、霧雨。

十勝に入ってから通過してきた
十勝川、利別川は、
日勝峠手前で見た鵡川や
沙流川に比べると
濁りの程度はまだマシだったから、
道東地方は、ビックリするほどの
雨量にはならなかったのでしょう。

足元も、酷くは
ぬかるんでいなかったので、
「オンネトー湯の滝」に向け、
整備された遊歩道を
少し歩いてみることにしました。

このあたりは、
観光地でありながらも
うっそうとした原生林が
今もなお、残されています。

日中でも薄暗く感じるほどの
苔むした林の中を歩いていると、
突如、目の前にシマリスが登場。

シマリスは、
あまりを人を恐れないので、
近くを歩いていても、
すぐに逃げようとはしません。

そんなちょっと油断した
シマリスの様子を
後ろからパシャリ!

せっかくなので、
ベタなアングルからも
ワンカット撮影させてもらいます。

オンネトー湯の滝に到着すると
天候がイマイチのせいか、
お盆休みの初日だというのに
なんと先客はゼロ。

学生の時以来、
久しぶりに眺める滝の様子は、
とても新鮮に感じられました。

近くには、アザミや・・・

トリカブトの花が咲いています。

トリカブトという言葉の響きに
少しばかり心がざわつきますが、
間近で見ると、
結構美しい花なんですよね。

帰り道は、
あちこちで見かけるキノコの姿を
マジマジと観察。

こんな、ちょいと
神秘的なヤツもいるんですね。

キノコの種類は、
よくわからないけど・・・

車に戻り、
予定より早めだったけれど、
今晩の宿にチェックイン。

源泉かけ流しの硫黄泉が魅力の
野中温泉さんにお世話になりました。

野趣あふれるお風呂は
やっぱり最高!

夕ご飯は、こんな感じの和食です。

高級食材が出てくるわけじゃないけど
ラワンブキの煮物など
地元の味覚を味わうことができて、
山の温泉でいただく食事としては
十分すぎるレベルと言えるでしょう。

天ぷらなども
温かい状態で提供してくれるのが
何ともうれしいじゃありませんか。

何より、お盆期間中も
割増料金なしだから、
コスパの良さも魅力のひとつ。

気の利いたホスピタリティも含め、
何度でもお世話になりたい宿ですね。

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