今年の道北行脚は、
5月中にて無事終了。
色鮮やかな
エゾカンゾウの花が
咲き乱れる季節には
まだ早かったけれど、
エゾイソツツジの花や
ワタスゲが見られたのはよかったかな。


釣りのほうは、
ガイドのお客さん2組と
プライベートフィッシング一日。
まあ、
プライベートフィッシングと言っても、
実質はロケハンみたいなもの。
その場その場で
的確な判断を下すためにも、
一応、自分でも釣っておかないと……
という程度の話。
だから、
メインはあくまでも
ガイドフィッシング。
自らガツガツ釣ってやろうなんて
モチベーションはもうなくて、
軸足は完全に
ゲストの伴走役のほうに
移っていたりもする。
そうそう、近年、
「指導」「指南」「助言」といった
上から目線的雰囲気を感じさせる言葉から、
「サポート」「伴走」といった
隣に寄り添う感を前面に押し出した単語が
好まれるようになった印象がある。
ガイドの仕事も、
まさにそれ。
あくまでも
主役はゲストだから、
ガイドが前にしゃしゃり出て
「ああすれ、こうすれ」言うのは
自分の考えに合わない。
常に隣で寄り添い、
アドバイスを求められた時には
わかりやすい表現を用いて
論点がズレないように言葉を選んで返す。
それ以外は、
基本、一歩下がって
ゲストの釣りをそっと見守る。
そう、
ガイドの仕事は
単なるポイント案内人でもなければ、
大上段に構える釣り方指南役でも
ないんじゃないかな、と。
何より大事なのは、
ゲストの力を
最大限に引き出すためにできることを
しっかりやり尽くすこと。
そんな理念を
曲げることなく貫いた先に
ゲストの笑顔が広がる瞬間が
待っているのだとしたら、
それはもう
「ガイド冥利に尽きる」という以外に
言葉は浮かんで来ない。
今年の道北行脚では、
そんな自らが掲げる理想を
少しだけだが
形にできたんじゃないかと思っている。
この写真は、
プライベートフィッシングの際に
キャッチしたイトウ。

そして今回のガイドでは、
この個体のクオリティーを大幅に超える
メモリアルフィッシュを
2本も拝むことができた。
けれども、
ガイドフィッシングで
何センチのイトウが釣れたか、など、
ガイドにとっては
ちっぽけなものでしかない。
何より自らの力で
ハイクオリティなイトウを手にした
ゲストの笑顔こそが
最高の”誉め言葉”。
何センチを釣った、とか、
何キロを釣った、などの価値や喜びは、
イトウをキャッチした
ゲスト自身が独り占めすればいいのだ。
さて、
6月は不定期ながら然別湖へ。
今度は
はじめて然別湖を訪れるお客さんに
美しきミヤベイワナを
間近で見てもらえるよう
しっかり伴走できたらいいな、と。
ただ、
なんだか
今年の然別湖は寒そう。
今週末から来週にかけて、
大雪山系は
間違いなく雪だろうけど、
もしかしたら然別湖も……
う~ん、
それだけは
考えたくない。
お客さんみんな、
ちゃんと防寒対策を
してきてくれるかしら……
特に道外からお越しの皆さん、
今週末は本当に本当に寒くなるので、
お荷物でも
必ずダウンジャケットや暖パン、
電熱ベストをご持参くださいね。

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