今日は、仕事が
めずらしく順調に進んだので、
１５時からは
お楽しみの自由時間。
お散歩に行くには
ちょうどいい時間だったから、
タックル一式を積み込んで、
支笏湖へと向かった。
現地到着は、
１６時ちょっと前。
南寄りの風が吹いていたので、
お気軽北岸コースを
予定していたのだけれど、
あいにく先行者が多い。
仕方がないので、
南岸に向けて
車を走らせることにした。
ところが・・・
車の数が異様に多く、
空いているポイントがない。
ん・・・、
今日、平日だよねぇ～？？？
行けども行けども
空いているポイントはなく、
ついに支笏湖トンネルを通過。
こっちは大した波もないのに
あまりに人が多すぎて
ついに、南岸も断念することに。
う～ん、在宅勤務？
それとも、在支笏湖勤務？
まあまあ、ストレスを
ため込みすぎるのも良くないから、
それもアリかな（笑）
ホントかどうかはさておき、
今日は、少なくとも
平日の人の出ではないですわな。
せっかく散歩に来たのに、
歩かないで帰るのも不満なので、
もう一度、移動を決断。
北岸で空いているところがあれば
ちょっとだけキャストしてから
帰ることに決めた。
北岸まで戻ってきたけれど、
相変わらずアングラーの数は多い。
とりあえず様子を見に、
そのままポロピナイ方面へと向かう。
するとどうだろう、
ポロピナイのサーフが
空いているではないか。
完全な貸し切り状態で、
濁りもイイ感じで入っている。
今日は、ココで決まり！
時刻も、すでに
１７時近かったので、
今日は、ここだけを叩いて
帰ることにした。
キャストを開始すると、
適度に湖流もあって、
感触はとてもイイ。
そして、約１０分後、
着水とほぼ同時に
かすかなアタリを捉えた。
波がザブンザブンなので、
慎重に寄せてくる。
一気にネットインしたのは、
５０ｃｍ台半ばのブラウンだった。
写真を撮る場所がないので、
ウェーディングしたままカメラを準備。
近くの雪の上で１カットだけ
撮らせてもらったのが、
このダサい写真である。
ブラウンは、
すぐに目が中心に寄ってきちゃうので、
雪の上に定位させられるのは
およそ１０秒が限界。
なんとか大きなダメージを与えずに
リリースすることができた。
これ、まだ釣れるでしょ！
一尾でもう満足したのだけれど、
散歩としては
あまりに距離が足りない。
ということで、
もう少し先へと
進んでみることにした。
ドン！
ロッドティップに
次の衝撃が訪れたのは、
それから約２０分後のことであった。
今年一番の
会心のアワセが決まった瞬間から、
ドラグがジリジリと出されていく。
あれ！？
結構いいサイズなんじゃない？？？
そこからしばらく、
一進一退の攻防が続いた。
サーフが高波にザブンザブンと
洗われている状況だから
決して無理はできない。
こんなとき、
かつて湘南のサーフで
デカいシーバスとやり取りした
経験がモノを言うんだから
やっぱり釣りは面白いものだ。
高波でテンションが緩みそうな
タイミングにだけ気を付けながら、
慎重に魚を寄せてくる。
ん・・・
８０ある？
いや、ないかな・・・
まあ、焦ったってしょうがない。
魚の顔が
こっちを向くタイミングを
ひたすら待つ。
えい！
オ～、ちゃんと入ったよ。
波がしきりに打ち寄せる中、
サイズを測ってみると７９ｃｍ。
やっぱ、８０はなかったけど、
なかなかのサイズじゃないか。
またしても、
写真を撮る場所がなかったので、
カメラを準備してから、
雪の上にダッシュ！
撮影できたのが、
このカットと・・・
このカット。
約１０秒で
２カットだけ撮影させてもらってから、
今度は、湖に向かって
５歩ほどダッシュ。
湖水に手を突っ込んで、
１分程度、回復に時間を取る。
魚がデカい分、
少し時間はかかったけれど、
最後は、ものすごい勢いで
沖に向かって泳いで行ってくれた。
フ～、やれやれ。
いや～、今日は
楽しい夕方のお散歩だったなあ～
いつもこうならいいけど、
まあ、そううまくはいかないだろう。
でも、もともとは、
ここのサーフに
エントリーするイメージなんて
ぜんぜんなかったんだから、
ホント、ラッキーもラッキー。
残り物には福がある・・・
たまには、
そんなイイコトがあっても
バチは当たらないよね。