支笏湖の○○

今日は、午前中仕事が空いたので、
ふと思い立ったように
支笏湖に出かけてみた。

前回、支笏湖に入水したのは、
虹を撮影した先月のこと。

その時は、タックルを持たずに
釣りの方は不戦敗だったので、
今日がこの秋はじめての支笏湖への
エントリーとなった。

実は、近年、この季節は
天塩川のイトウ狙いに明け暮れ、
他のフィールドにエントリーする回数が
極端に減っている。

だから今年は、
他のフィールドにも積極的に
エントリーしようと思っていたのだけれど、
道北方面での仕事が続いたこともあって、
イトウメインの展開となっていた。

だから、今日はこれといった作戦も立てずに、
とりあえずは、
湖の様子だけでも見てみようかなという
かなりライトな気分である。

朝6:30の日の出の時刻に合わせるように
まだ暗いうちに家を出て、湖に向かう。

美笛方面に向け国道を走っていると
平日だというのに、
すでに人気ポイントへの降り口には
必ずと言っていいほど
アングラーの車が停まっていた。

さすがは北の大地の人気レイク、
支笏湖と言ったところか。

しばらく走り、
空いているポイントを見つけて
エントリーする。

支笏湖のいいトコロは、
魚が広範囲に散っているから、
アングラーの数が多くても
魚と出逢えるチャンスが
極端に減るようなことがない
ところかもしれない。

水温は、肌感覚でザックリ10℃。

虹の撮影で入水したときの
とびきり生ぬるい印象が強かったので、
思ったよりは水温が下がっているなと
少しだけ安堵する。

できることなら
「支笏湖の虹鱒」のタイトルで
ブログを書ければ理想だけれど、
秋の支笏湖に関しては、
ビッシリとやり込んだことがないので、
とりあえず春と同じように
マイスタイルで釣りを展開していく。

風は弱く、波もほとんどないから、
特段に緊張感が高まることもなく、
自らのフィッシングシーンとしては
かなりのんびりした雰囲気のうちに
時間は経過していった。

エントリーから、1時間余りが過ぎても
魚からのコンタクトはない。

できることなら、
ローライトコンディションのうちに
何とかしたい思いもあったけれど、
それは叶わず。

まあ、ものごとが
そんなに簡単には運ばないのは
いつものことである。

やがて陽は昇り、
湖面をやわらかく照らし始めた。

景色としてはキレイだけれど、
釣れる雰囲気はどんどん薄れていく。

コツッ・・

魚からのコンタクトは、不意に訪れた。

支笏湖ではよくあることとは言え、
毎度、その瞬間はドキッとする。

あまり実績のある場所じゃなかったので
ちょっと油断していたのだけれど、
何とかフッキングに持ち込んだ。

時折、水面でムーンウォークするような
ファイトを見せる。

支笏湖のブラウントラウトらしい
独特のファイトだ。

ほどなくして、無事にネットイン。
シルバーメタリック系の美しい個体だ。

一応サイズを測ると56cm。
ややスキニーな体型だから、
思ったよりも、少しだけ”長い”。

赤い斑点がないところも
支笏湖のブラウントラウトらしい
姿と言えるだろう。

何カットか撮影させてもらってから、
そっとリリースして、本日の釣りは終了。

たった2時間弱のエントリー、
たった1尾のキャッチでは、
フィールドの状況は
何もわかっていないに等しいから、
また、近いうちに時間を見つけて
エントリーしたいと思っている。

まあ、今日のところは、
様子見気分でエントリーして、
美しい魚に出逢えてしまったのだから、
本当にラッキー。

100万都市札幌から、
わずか1時間圏内のところに
50cmを超えるワイルドトラウトが
普通に釣れるフィールドがあるなんて
北海道って、本当に贅沢なところだな~。

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