春本番

ここ北海道にも
ついに桜前線が上陸。

長く続いた
モノトーンの季節も終わりを告げ、
北の大地も
ようやく春本番を迎えつつあり……

昨日は、
支笏湖のガイドフィッシングで
ゲストSさんが
見事にハチマルをキャッチ。

今年は支笏湖で
自らロッドを握る回数が
極端に減っているのだけれど、
ゲストの皆さんがコンスタントに
スコアリングしてくれるから、
横で見ているだけで
もうおなかは大満足。

そうそう、
ジジイになると
自分で釣ったかどうかなんて
ちっぽけなこととしか
思えなくなってくるのよ。

だって、
カッコイイ鱒の姿を
間近で拝めることには
なんら変わりがないのだから。

ところで
現状の支笏湖は、
例年の4月と変わらず
MAXに近い数の
鱒たちが岸寄りしている印象。

ブラウン、ニジマス、
それから今は禁漁期間中の
ランドロックサクラマスと、
湖を眺めているだけで
その姿を確認できるくらいだから、
その魚影の濃さには
正直、驚きを隠せない。

けれども、
目視できた鱒を仕留めてやろうと
ルアーやフライを湖面に投じたところで、
ショートバイトか
チェイスのみで終わるのが
いわば規定路線。

魚はうじゃうじゃいる。
でも簡単には釣れない。
そんな例年の支笏湖らしい状況が
4月に入ってから
しばらく続いている気がする。

そして今は、
鱒が棲むフィールドを一歩離れ
のんびりと
花見を楽しむのにもいい季節。

桜の見ごろは
これからでも、
温暖な地域の林床にはすでに
ピンク色の可憐な花が咲いていた。

ただしこのカタクリの花、
冬の積雪量によって
開花時期が大きくズレることもあって、
例年なら見ごろを迎えているはずの
4月3週目になっても、
まだまだこんなつぼみが主体。

それでも、
日当たりのいい場所では
競うように花が開いているところもあって、
いのちの洗濯をするには
十分な環境を与えてもらった気がする。

ちなみに
北海道民にとってのGWは、
冬眠から覚めて
気分が一気に上がる季節。

さて今年は、
どんな過ごし方をしようかしら……

残りの人生を逆算すると
無駄に使える時間は長くないけど、
約10日間の長丁場を
スイッチオンのまま駆け抜けるには
もう体力が足りない。

ジジイになって
はじめてわかるこのジレンマ、
さあ、どうやって
乗り越えたらいいだろう(苦笑)

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする