ショボすぎた本日の夕涼み





今日は、一週間ぶりの釣り。



時間があれば
どこかの川に出かけたかったのだけれど、
年度替わりのタイミングでもあって、
さすがに丸一日の確保は難しく……



仕方がないので、
15時まで仕事をやってから
いつものように
支笏湖へと向かった。









実のところ、
支笏湖に来るのは、
今週に入って2回目のこと。



ただ、その前回は
ルアーのバランスをテストしたくて
フックを全部外して
30分くらいキャストをしただけ。



つまり、釣り人の恰好をして
北側のテトラに立ってはいたけれど、
正確に言うと
釣りはしていないのである。



そんな背景もあって、
今日はのんびりと
釣りを楽しめれば十分。



それくらいのテンションで
最初は湖畔に立ったのだが……。









今日は、
年度初めの日ということもあるのか、
やけにアングラーが少ない。



本当は、南岸を車で見て回ったら、
北岸のテトラ帯に
入ろうと思っていたのだけど、
なんと、今年に入ってから
一度も空いていた試しのない
大人気ポイントに
駐車車両が一台もないのだ。



よし、どうせこのピーカンだ。
魚からのコンタクトを期待しづらいのなら
今年初の場所にエントリーしよう!



その場で、予定変更を即決。
南岸の大人気ポイントに
今年初めて降り立ったのであった。









湖畔に降りると、
湖面は思いのほか波立っていたが、
空は雲ひとつない快晴。


ここが大人気ポイントであることをも
踏まえるとするならば、一見して、
そう簡単にバイトが得られるような
状況ではないように思われた。

















ところが、、、だった。



エントリーから10投もしないうちに
まさかのバイト!



サイズこそ
40cm台半ばながら、
銀ピカの回遊系ブラウンを
あっけなくキャッチできてしまったのだ。


う~ん、この超激戦区に
アングラーの姿はゼロ。



で、開始早々にヒットなんて、
さすがに出来すぎた話である。









そんなことを考えていたら、
ふと、背後が気になってしまって、
思わず振り向いてしまった。



だって、クマが出た的な情報が
出回っているとしか
思えなかったから…(笑)



そう、ここまでは
何の文句もない展開だったのである。











さてさて、
ショボすぎたのはここから。



1尾目をキャッチしてから
およそ30分後、
支笏湖ではめずらしいほどの
強烈なバイトが不意に訪れたのだ。



決して、油断していたわけではない。
渾身のアワセが決まると同時に、
ドラグがけたたましい轟音を奏でる。















ところが……



強烈なテンションは
およそ3秒ほど続いた後、
フッと消えてしまったのである。
















あ゛ーーーーー







思わず
大声を上げてしまった。



あ~あ、やっちまった。。



自主禁漁を解いて以来、
バラシゼロと極めて順調に来ていたのに
いったいなんてこった……











正直なところ
魚種はわからない。



70cmクラスの
ニジマスかもしれないし、
ブラウンなら
80アップは確実だったろう。



いや、当たり方からして、
今日から禁漁になった
ランドロックサクラの
かなりデカいやつという可能性もある。



まあ、サクラの誤爆なら
気持ち的に少しは救われるのだけれど、
もちろん、そんな
確信があるわけでもないから
モヤモヤモヤモヤ……。









けど、終わったことはしゃあない。



気持ちを切り替え、
次の作戦を考えてみることに。



う~ん、この状況で
2回もバイトがあるということは
条件が合う場所を狙えば
リベンジのチャンスがあるかも。



すぐに、結論は出た。



時間もないので、
大人気ポイントを離れ、
すぐにイメージできたポイントへと急ぐ。











そして向かったポイントで……



またしても、
やっちまうことになるのだ。



狙ったスポットに向け
ルアーをキャストしたその一投目、、、

















ココン!



一撃でバイトを捉えたのだ。



だが、期待に反し、
サイズは、一尾目と同じくらい。



やや落胆しながら
ナメたファイトをしていたら……









ランディングを目前に
ブラウンがポロリ……



オイオイ、それはダメだろ!



すかさず自分に
突っ込んでみたけど、
時すでに遅し。



最低最悪の
2連続バラシをかましてしまったのである。









こりゃ、ダメた!



今度のヤツは、
完全に自分のミス。



サイズは小さかったとは言え、
これじゃあ、釣りのリズムが
うまくつくれないじゃないか。











そんな懸念は、
またしても現実のものとなる。



それから約10分後、
ロッドを握る右手が
かすかなバイトと捉えた。



けれども、
アワセは完全なすっぽ抜け。



一旦失ったリズムは
結局元に戻ることがないまま
ゲームオーバーとなってしまったのである。









普通に考えれば、
サイズは小さくとも
今日の状況で1本取れれば
御の字ではあったと思う。



けれども、
約90分で4バイトもあったのに
確率25%じゃあ、
どうにもショボすぎるじゃないか。



この時ばかりは、
仕事終わりにサクッと
この美しきフィールドに立てる幸せを忘れ、
しばし呆然としてしまった。



あ~、今日の夕涼みは
ずいぶんとほろ苦いものに
なっちゃったよなあ~。









まあまあ、
デスクワーク続きで
悶々とした気持ちになっていたけど、
少しでもリフレッシュできたことが
せめてもの救い。



今日ばかりは、
そんなふうに
自分を慰めるしかないのだろう。



う~ん、
すぐにでもリベンジしたいけど、
さて、どうしよう……。




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