外道祭り第二弾

遠征2日目、
この日は朝から
複数の川を歩きまわる
予定を入れていた。

主要なミッションは
各河川の現況を確認すること。

したがって
「必ず魚を釣らなければならない」
というような
特に緊迫した状況でもない。

ただ、
できることなら
その姿だけでも確認できるに
越したことはないのである。

そして、
事件は起こった。

その日、
最初に訪れた川での出来事。

観測気球を上げるような感覚で
ラフに投げ放ったルアーに対し、
グッと抑え込むような
重量感のある
バイトがいきなり襲ったのだ。

ズン、ズン、ズン……

ヒットしたその魚は、
川底に張り付こうとする感じで、
こちらがプレッシャーをかけても
なかなか浮いて来る素振りを
一向に見せない。

もしかして、
デカいイトウかも……

一進一退の
そんなやりとりと続けている時は
本気でそう思っていたのだが、、、

ジャーン!!!

ク・ロ・ソ・イ・・・

え~と~、
う~、あの~、
ココ、川でしたよね???

確かにこの日は大潮。
しかも満潮の時間帯ではあった。

でも、ココって、
河口からいったいどれくらい
距離がありましたっけ?

そんなこんな、
早朝の川で、
オッサンアングラーがひとり大爆笑。

傍から見れば、
なんとも奇妙な
光景であったに違いないが……(苦笑)

(つづく)

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