源流域でリフレッシュ

夢と希望に満ち溢れていた
あの時代とは異なり、
最近は意識して何かをやらないと
日々のモチベーションが低下しがちに。

ジジイという生き物は、
加齢による衰えという現実を
正面から受け止めつつ、
自分自身との向き合い方も
どうやら常にアップデートして
いかねばならないらしい。

その点、
ここ北海道には、
身近にリフレッシュできる場所が
あるのが何よりも助かる。

煮詰まる前に
車に飛び乗って現実逃避。

実際に
それができちゃうのは、
恵まれた環境
あってこそのことだろう。

秋の気配漂う
ニセコ山系の渓は、
いのちの洗濯に
うってつけの場所というわけだ。

夏バテ気味の心を
最初に癒してくれたのは、
このオショロコマ。

見慣れた
ビジュアルではあるのだが、
何度見ても
決して見飽きることはない。

うんうん、
この完全ガラパゴス化した
オショロコマの個体群には、
この先もずっとずっと
生きながらえてほしいものである。

本当は
この一尾を拝んで
すぐに帰宅する手もあった。

でもこの日は、
自宅に戻って
PCとにらめっこする気分には
到底なれなくて……

そこで
先日見つけた藪沢へと移動。

マダニに嚙まれないよう
注意しながら進んだその先には、
イメージどおり
この魚との出逢いが待っていた。

いや~、
やっぱこの渓の
オショロコマは最高だ。

他と比べて
どうこうというわけではなく、
とにかく好み。
ただそれだけ。

鱒の好き嫌いに関しては、
主観的過ぎるくらいで
ちょうどいい。

そう、
普段から”客観”を
特に大事にして生きているからこそ、
時には主観重視に
思い切って振り切らないと
人生やってられないのである。

2尾のオショロコマで
十分にリフレッシュはできた。

ただ、
帰路に就くにはまだ早すぎるので、
同じ山系を流れる見知らぬ川へと
「思いつき」で移動することに。

一般社会では、
「根拠がない」という趣旨で
批判的な意味合いとして使われがちな
この「思いつき」というワード。

でもね、
私は聖人なんかじゃないから
「思いつき」を大事にしならがら
これからも生きていきたい、なんてね。

ああ、
鱒釣りとはあまり関係のない
また余計なことを
書いちゃったかな。

要反省!!

(次回に続く)

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