釣り納め_総括(本編)

続いては本編、
こちらは、明るく行きましょう!

さて、ここから、
屈斜路湖釣り納め釣行における
フィッシングシーンの
総括をしていこうと思います。

まず、二人で約2日半、
計12時間ほど湖に刺さって、
ニジマス3本、
アメマス1本という釣果。

これは、
満足とは言えないまでも
数字だけを見れば
決して不満を漏らすような
ヒドイものではないでしょう。

ただ、僕に限って言えば、
結局、たったワンバイトしか
得られなかったわけだし、
もしそのワンバイトを
うまく拾えなかったとしたら、
完デコを喫していたことになります。

その意味では、
過去に例を見ない
本当に厳しい釣行になったし、
今、屈斜路湖が置かれている状況が
ちょっとばかり
不安になったりもするんですよね。

では、なぜ
今年の屈斜路湖では、
極端にバイトが減ったのか?

もちろん、明確な理由は
わからないのですけれど、
シンプルに考えて、
次の3つの可能性が
浮かび上がってくると思います。

ひとつ目の可能性は、
ただ単純にタイミングが悪かっただけ。

ふたつ目は、
コロナ禍でアングラーの数が急増し、
フィッシングプレッシャーが
極限まで高まっていることが影響した。

3つ目は、
4年前に襲来した大型台風の影響で
本来なら、ちょうど今ごろ
成魚に育っているはずの世代の魚の数が
極端に少ない可能性がある、
ということです。

あくまでも
僕の感覚ではありますが、
ひとつ目とふたつ目の理由は、
バイト数の減少に
多少の影響があったかもしれないけれど、
それが決定的な
理由になるとは考えづらい。

たぶん、3つ目の可能性が高くて、
もしそこに、僕らが知り得ない
人為的な"何か"が加わったとすれば、
ちょうど今、魚の絶対数が
減っていたとしても
何ら不思議なことではないでしょう。

どれだけ魚が
ご機嫌ナナメだったとしても、
どれだけ魚が
激スレだったとしても
ここまで極端にバイトが減るというのは
にわかに考えづらいですからね。

そうそう、
普段ならよく遭遇する
魚が足元までチェイスしてきて
急にUターンするシーンも
まったく見かけませんでしたから。

また、実際にキャッチした
ニジマスのアベレージは
以前より圧倒的に大きいですし、
単に長さが長いだけでなく、
栄養状態も極めて良好でした。

この事実は、
魚の絶対数が少ない説を
補完することには
なるのだろうと思います。

なぜなら、魚体が大きく、
そして太くなるという傾向は、
ライバルが減って、
ニジマス一尾あたりの餌の量が増えた時に
顕在化することが多いから。

そう考えると、
断言まではできないけれど、
魚の絶対数が少ない説は
かなり有力なんじゃないかなと、、、

まあ、どの仮説が正しかったのか、
あるいは、まったく別のところに
想像もできないような
理由が隠されていたのかについては、
今年末の状況を見れば、
なんとなく見えてきそうな気もします。

もし、バイト数が
元に戻ったとしたら、
やっぱりタイミングや釣り圧だけが
バイト減の原因じゃなかったことになる。

逆に、昨年と
同じ状況が続くようなら
根っこが4年前の
台風襲来にあったいう説は
脆くも崩れ去る。

もちろん、相手が自然なんで、
もしかすると
わかりやすい答えが出ない
可能性もあるわけですが、
それはそれでいいかもしれないですね。

どこかミステリアスな
ところがあったほうが、
やっぱり釣りは面白いですから。

さてさて、今年、
屈斜路湖に遠征する予定のある方は、
普段と違う状況が
そこにあるかもしれないということを
是非、頭の片隅にでも
置いておいてもらえたらと思います。

結果的にいつもどおりだったら
何の問題もないわけですし、
もしそうでなかったときに
いったいどう対応するのか、を
あらかじめ妄想しておけば
臨機応変な対応も
可能になってくるでしょう。

もし、例年どおりの釣果が出たら、
ブログ書いてる奴が
ただ下手なだけなんじゃないか、と
ただただ笑ってやってください。

むしろそうなることのほうが、
理想的な未来予想図では
あるわけですからねえ~(笑)

[総括終了]

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