ハシゴで2河川目

続いて訪れたのは、
ニセコ山系らしく
湧水が豊富な
苔むした美しい渓。

ただし、
なぜかこの界隈は
川ごとに生物相が
大きく異なる傾向が強い。

よって、
この川の住人が
オショロコマとは限らないのが
なんとも面白いところ。

そして実際、
この渓で
オショロコマの姿を
見かけることは
ただの一度もなかったのであった。

替わりに姿を見せてくれたのは、
オショロコマと
サイズ感がほとんど変わらない
小型のエゾイワナ。

でもこの個体、
頭の先まで
唐草文様が伸びていて、
まるでゴギみたいな
ビジュアルなのがなんとも興味深い。

できれば
ここはオショロコマの渓で
あってほしいと願っていたのだが、
これはこれで
とても貴重な体験になったんじゃないかな。

この頃には、
すっかり心は晴れ晴れ。

いのちの洗濯が無事完了したので、
前向きな気持ちで
帰路に就くことができた。

ニセコ山系、
決して大型魚狙いの
フィールドじゃないけど、
癒しの場としては
本当に最高の場所。

そこで細々と生き続ける
オショロコマやエゾイワナには
乱開発から逃れ
この先もずっと生きながらえてほしい。
そう願わずにはいられない。

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