いろいろと
イメージを膨らませながら
釣りをしていても、
想定外は必ず起こるもの。
身の安全にかかわる想定外は、
極力減らす努力を
せねばならないのだけれども、
そうでない想定外は
釣りの魅力の
一部と言っていいのかもしれない。
とても
ありがたいことに、
今年は例年以上の日数の
ガイド依頼をいただいた。
そこでゲストの方が
ハイクオリティフィッシュを
バンバン釣ってくれるものだから、
おなかはずっと
満たされた状態を維持。
そんなこともあり、
今年、プライベートフィッシングに
費やした時間は、
北海道移住後最短に。
そして
久々に丸一日時間を空けて
フィールドに立った時には、
すでにこんな寒々しい
冬景色になってしまっていた。

いまさら
肩ひじ張ってまで
釣りをする気はない。
季節がここまで
進んでしまった以上、
オショロコマ狙いで
ゆるゆるフィッシングを
のんびり愉しむことにするか……
そんな心持ちで
河原に立ったのだが、、、
待っていたのは
想定外の出来事。
まさかの河原ダッシュという
ハードトレーニングだったのである。
オショロコマ用の
ラインシステムに
この魚がヒットしたら、
そりゃあただでは済まされない。

でも、
ヒットした以上は
何としても獲る。
これが釣り人の
性というものだろう。
ちなみに……だが、
水温が下がり
ニジマスの瞬発力に
陰りが見えていたから、
なんとかなったのは事実。
同時に、
重い流れの中で
このクラスの魚にパワーで負けない
現代のパックロッドは、
こちらの想像以上に
進化しているのだと知る
とても良い機会にもなった。
このあたりのところは、
また日を改めて
投稿してみたいと思う。
今年はずっと
へらへらしてたくせに、
ひとたび河原に立つと
やっぱまたすぐに
釣りに行きたくなっちゃったわ(苦笑)
