グレートフィッシング然別湖
特別解禁ファーストステージも
早いもので、
解禁から5週目を迎えることに。
週末の土曜日は、
断続的に強い雨が降る
あいにくの空模様。
雨の中、ロッドを振り続ける
アングラーにとっては
かなり過酷な気象条件に
なってしまいました。
ですが、鱒たちの方はというと、
強い雨とローライトコンディションの影響で
人的プレッシャーが軽減したからなのか、
どうやら高活性のご様子・・・。
ミヤベイワナの泳層も、
終日、およそ2m~3m付近と
かなり浅かったようで、
群れを見つけることに成功した
若いアングラーの方は、
見事なスコアを叩き出していましたね。
明けて日曜日、然別湖畔では、
予報よりも早い時刻に雨は止み、
澄んだ青空が広がる
絶好の行楽日和となりました。
雲上の楽園で、
ストレスなく快適に釣りを楽しむ。
やっぱり、晴れの日の方が
アングラーにとって、
肉体的にも、精神的にも優しい
コンディションと言えるのかもしれません。
雨の日よりも表情が緩んでいる
アングラーの方の割合が
多いように感じられましたからね。
反面、こうなると、
鱒たちの警戒心は一気に研ぎ澄まされ、
魚との勝負という意味では
多くのケースで苦戦を免れません。
それでも、苦労してでも
鱒たちと出逢うことができたなら、
明るい陽の光に照らされた魚体は、
まばゆいほどの輝きを放ちます。
今年は、解禁当初から
魚たちのコンディションが絶好。
「鱒」だけでなく、
「ウグイ」も、というところが
なんとも興味深いのですが・・・(笑)
例年であれば、まだまだ
コンディションが回復途上であるはずの
ニジマスたちですら、
およそ6月の魚とは思えないほどの
艶やかさを誇っています。
こちらは、スタッフが
日曜日の釣獲調査時にキャッチした
フォトジェニックなニジマス。
サスペンドタイプのバルサミノーに
果敢にアタックしてきただけのことはあって、
かなり強烈なファイトを繰り広げました。
レッドバンドの色彩も鮮やかで、
コンディションの良さは一目瞭然。
赤色系に染まる頬や腹ビレからは
艶めかしさを漂わせ・・・
美しく広がった尻ビレからは
力強さを感じさせる。
「本来、ニジマスとはこういうものだ!」
そんな形容が大げさに聞こえないほど、
然別湖らしく、そして見事な個体でしたね。
グレートフィッシング然別湖
特別解禁ファーストステージも
残すところおよそ1週間ほど。
ことニジマスに関しては、
この先、日ごとに
活性が上がっていく傾向があり、
それに伴って、
素晴らしい魚体を手にするチャンスも
いっそう拡大していくことでしょう。
そういう意味では、
ここ北の大地"北海道"で、
コンディションの良いニジマスを
手にしてみたいと考えるなら、
然別湖のここからの1週間は
"大チャンス"と言えるかもしれませんね。
皆さんには、
然別湖の見事なニジマスを
是非一度、
手にしてほしいなと思っています。
ここで、この時期に然別湖で
ニジマスを狙う際の
ワンポイントアドバイス。
ドシャローにいる個体よりも
水深3mあたりのレンジにいる魚の方が、
確実にデカくて太い。
ミノーでもスプーンでも
カケアガリをシンプルに狙うだけでなく、
レンジも意識した釣りを展開すると
メモリアルフィッシュに出逢える可能性が
格段に上昇することは
どうやら間違いないようです。
グレートフィッシング然別湖
特別解禁ファーストステージの開催は、
7月1日(月)まで。
詳しくは、
オフィシャルHP(外部リンク)を
ご覧ください。
なお、長文になりすぎるのも何なので、
ミヤベイワナの現況については、
次号で紹介することにしたいと思います。