一里一尾?

酷暑、ド渇水、
超ハイプレッシャー……。

ここ北海道の渓流も
先週末の雨を最後に
本州の渓流に負けず劣らずの
過酷な状況に置かれることとなった。

せめてもの救いは、
水温がまだ
臨界値を超えていないこと。

ただし、
アブ、ブヨ、ハチなどの
毒虫が大量発生している場所もあり、
あずましい時間を
過ごさせてくれる状況にはない。

それでも
為せば成るのが
北の大地が
トラウトパラダイスたるゆえんか……

歩いて歩いて
ひたすら距離を稼ぐ。

するとサイズこそ
大したことはなくても、
こんなコンディション抜群の
夏ヤマメが姿を見せてくれるのだから
たまらない。

その後、
連発とはいかなかったけれど、
最後に少しだけサイズアップした
この個体に出逢えたのは
純粋にうれしかった。

関東に住んでいた時代、
7月の後半と言えば、
桂川大月地区で
アユを飽食して巨大化した
40cm越えのハイパーヤマメと
熾烈な頭脳戦を
繰り広げていたっけな……。

その頃のターゲットと比べたら、
極端じゃなく
対象魚のサイズは約1/2。

でも、
そんな釣りのスタイルを
心から愉しめるようになったのは、
北海道のフィールドに
懐の深さがあるからなのだろう。

フィッシングスタイルの幅が
広がることで、
トラウトフィッシングが
よりいっそう愉しくなる。

でっかい幼稚園生たる
私の場合、
そのことに気づくのに
ざっくり40年近くも
かかっちゃったんだけどね(笑)

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