3連休の小渓流歩き_1

週末の金曜日から土曜日にかけて
季節はずれの大雨が
大地に降り注いだここ北海道。

天塩川流域では
一部で氾濫危険水位を超えるなど
この時季としては
異常なほどの降水量となっていた。

そうすると、
釣りが可能なフィールドは
当然、限られてくる。

それに加えて、
トラウトシーズン最終盤の3連休。

人気フィールドは、
どこも一律に
混みあっていることだろう。

一方で、
ここ北海道でも
新型コロナウイルスの
感染拡大が止まらない。

そんな状況下においては、
他のアングラーと
フィールドで接触するのは
極力避けたいところ。

だから僕は最近、
フィールドで人と出会っても、
挨拶は距離を置いたところから
会釈をするだけにとどめている。

けれども、
感染対策のレベルは人それぞれ。

相手が近寄ってきて
マスクなしで話しかけてきても
それを完全に拒絶するのは
なかなか難しいのが実情でもあるのだ。

そんな事情もあったので、
せっかくの休みではあったが、
やっぱり、
人との接触を減らすことが最優先。

そうすると、
当然、フィールドの選択肢は
さらに絞られることになる。

でも、まあ
それはそれでいいだろう。

釣果はさておき、
人気のない閑散としたフィールドで
のんびりと休日を過ごせれば
それで十分なのである。

向かったのは、
太平洋に流れ込むいくつかの小渓流。

もちろん、
空いていることが最優先ではある。

けれども、大雨による増水で
タイミング良く
アメマスが大量に
遡上しているかもしれない。

そんなスケベ心も
当然、持ち合わせての
エントリーではあった。

最初にエントリーした川では、
期待に反し、
アメマスが遡上している様子を
うかがうことはできなかった。

そんな中、
なんとか絞り出したのが
このスキニーな体型の
小型アメマス。

それでも、
アブラビレを見られただけで
だいぶほっこりとした
気持ちにはなれるもの。

そうそう、この際、
贅沢なんか言っていられないよね。

次の川では、
けっこうな増水の爪痕が残っていて、
ところどころに
落ち葉の塊が流れ着いていた。

この川で出逢えたのは
ちっちゃなエゾイワナ一尾だけ。

それでも、不満なんか
ぜ~んぜんないのだ。

次に向かった川では、
複数の魚が遊んでくれた。

と言っても、
サイズはせいぜい
30cm前後なんだけれど、
こんなアメマスとか…

こんなエゾイワナとか…

基本的にどこの川にも
こうやってトラウト達が
ちゃんと棲んでいるんだから、
やっぱり北海道のフィールドは
スゴイんだよなあ~。

そして向かった
午前中、最後となる川。

ここで最初に釣れたのが
20cmにも満たない
かわいいエゾイワナだった。

だが、次にバイトしてきたのは、
なんとヤマメ。

期せずして今週も、
こんな2ショット写真を
撮影することができてしまった。

まあ、どちらも小型だから
迫力はまったく感じさせない。

けれども、
こんなウブな眼がふたつ並ぶ画には
やっぱり癒されるものである。

こうして、
午前中の釣りは終了。

午後からも、
時間が許す限り、
フィールドをめぐる予定である。

ただ、もうじき
雨が降り出す予報。

だから、回れたとしても
あと2河川が限界かな???

次回へ続く)

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