今年の
フィッシングガイドのお仕事も、
先週末をもって
まずは無事に終了。
ここから
年末までの約半月が、
プライベート釣行に使える
大事な時間となるのだが、、、
私の場合、
ガイドフィッシングにおける
優先順位は、
次のとおりとなる。
怪我無く無事に
釣りを終えられることが第一、
ストレスなく思う存分
釣りを楽しんでもらうことが第二、
次につながる
ヒントを持ち帰ってもらうことが第三。
そして第四に、
その日の中でゲストに
クオリティフィッシュを
手にしてもらうこと。
したがって、
必ずしも「釣れなかった
=ミッションインコンプリート」
という図式が
成立するわけではない。
けれども、
あとひと押しのところまで行ったなら、
なんとかクオリティフィッシュを
手中に収めてほしいのは
ガイドとして当然のことだろう。
そのあとひと押しを
何とかアシストすることは
できなかったのだろうか……
ノーフィッシュで
終了となってしまった日、
そんな思いが頭の中を
ぐるぐると回り続けたりもする。
よって、
これからの半月は、
プライベート釣行の期間でありながらも
あの日のことを思い返しながら、
独り反省会を
開催する期間でもあるのだ。
そして今日、
2024年第一回独り反省会を
支笏湖で開催。
そうそう、
今年の支笏湖では
想像以上に
コトがうまく運んだ日もあれば、
あと一歩届かず
とても悔しい思いをした日もあった。
もちろん、
コトがうまく運んだ日のことも
よく覚えてはいる。
けれども、
反省会の中でやるべきは
「あと一歩」足りなかった理由を
しっかりと検証し、
来年以降に生かすこと。
だから、
とにかく一尾でも
魚を釣らないには
検証もへったくれもないのだ。
そうそう、
その「あと一歩」を
ガイド自身が絞り出せないのでは、
「あと一歩」のノウハウを
ゲストの皆さんに還元するだなんて
口が裂けても
言えないわけだから……
そんなこんなで
午前からスタートした反省会は、
午後3時には
無事終了となった。
フィールドの景色は
こんな感じで、
反省会を開催するには
悪くない状況。
その中で結果は、
「あと一歩」を
絞り出せたのが一回、
「あと一歩」を
絞り出せなかったのが一回。
よって、
反省会に点数をつけるとすれば、
及第点以下の
50点くらいが妥当なところか。
ちなみに
「あと一歩」を
絞り出せた成果が
このブラウン。
50cm台半ばの
よく見るサイズだったけれど、
最後のひと押しが効いて
バイトまで持ち込めたのは
大きな収穫だったと思う。
他方、
「あと一歩」を
絞り出せなかったのは、
足元までチェイスしてきたブラウンに
口を使わせられなかったこと。
チュッチュチュッチュと
キスバイトを繰り返す
スプーキーな奴を攻略できなかった点は、
依然として
課題であり続けるということだろう。
う~ん、
本来ならあと何回かは
支笏湖で独り反省会を
開催したいところ。
だが、
早いもので
今年も残り2週間。
支笏湖以外にも
反省会をちゃんと
開催しておきたい場所が
あるわけだし、、、
さてさて、
どうしたものか……