台風と地震と停電と

去る9月6日に発生した
北海道胆振東部地震で被害に遭われた皆様が
1日も早く
日常を取り戻すことができますよう
心よりお祈り申し上げます。

まずは、このブログで、
北海道の現状を
お知らせしておこうと思います。

なお、私自身も被災者となったため、
普段と比べて、
文言の精査が不十分なところもありますが、
どうかお許しください。

9月5日に来襲した台風は、
私が北海道に来てから最も恐怖を感じるもの。

支笏湖畔の苔の洞門周辺など、
風の通り道となったところでは、
多くの大木がなぎ倒されるなど、
フィールドに甚大な被害が発生しています。

そして、翌日の地震。
倉庫に積んであった
タイヤが吹っ飛ぶほどの強い揺れに見舞われ、
人生で初めて「被災」しました。

私の自宅は、震央から直線距離にして、
わずか30km足らずしか離れておらず、
推定で震度6強を記録。

怪我がなかっただけでも
かなりの強運と言えるような状況でした。

そこに追い打ちをかけるように襲ってきた
ブラックアウト。

この人災については、落ち着いてから
改めて投稿しようと思いますが、
真っ暗な中で余震が頻発した時間帯は、
まさに修羅場と言えるような状況を
体験することとなりました。

ただ、現在、北海道全体に
甚大な被害が広がっているかと言えば
決してそうではありません。

精神面をリセットするため、
週末は、日本海側の
岩内町の温泉に避難したのですが、
岩内のまちは、地震からわずか2日後には
ほぼ日常を取り戻していました。

メディアというのは、
どうしても被害の大きかったところばかりを
切り取って報道するので、
北海道全体が大変なことになっている
印象を与えてしまいがちです。

しかし、揺れの大きくなかった道東や道北は
停電の解消した今、
ほぼ日常を取り戻していますし、
アングラーが訪れても
全く支障がない状況にまで回復しています。

ですから、
必要以上の「自粛」は全く不要です。

むしろ、秋の釣りシーズンを
存分に楽しんでいただきたいと思います。

被害の大きかった
「厚真」「安平」「むかわ」
「北広島市大曲地区の一部」
「札幌市清田区の一部」の各地域については、
ボランティア以外の理由で、
今、訪問することは
自粛していただきたいと思いますが、
それ以外の地域については、
不謹慎狩りを恐れて自粛するのではなく、
むしろ積極的に訪れていただくことこそ、
復興の手助けになりますので、
どうかご理解、ご協力のほど
よろしくお願いいたします。

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