本気の手づくりランチ

おとといから昨日にかけて
ウチの周りでは、
ようやく、まとまった雪が降りました。

雪が降ると景色も明るくなって、
少しばかり、
晴れやかな気持ちになったりもします。

とは言え、
1月は自主禁漁期間中でもあり、
ワクワクドキドキとまでは
いかないわけですが・・・

仕方がないので、
知人から、昔いただいた
ニジマスのぬいぐるみを激写!

そんなイタズラで
気を紛らわせようとするのだけれど、
どうにもこうにも上手くいきません。

っていうか、
いい歳こいたオッサンが
いったいぜんたい
何をやっているのでしょうね(笑)

そうなりゃ、もう、
旨いモノでも食べて、
元気をつけるしかありません。

ということで、
北の大地のオッサンアングラーが
本気の手づくりランチを
つくってみました。

メニューは、
「北の大地 冬のユッケ丼」。

なんたって、
ココ北海道は食材の宝庫ですから、
絶品素材を集めるのも
それほど難しいことではないんですね。

素材が揃ってしまえば、
料理の素人だって、
旨いランチくらい
簡単に作れちゃいます。

さてさて、準備した材料は
こんな感じ。

  1. 積丹産のヒラメ
  2. 余市産の朝獲れニシン
  3. 蘭越産ゆめぴりか
  4. 「農場たつかーむ」の平飼い有精卵
  5. スーパーで買ってきたフツウの小ねぎ
  6. 湯浅醤油(さいしこみ)
  7. フツウのみりん
  8. フツウの料理酒
  9. 山田製油の「一番絞りごま油」

どうです?
メリハリが効いた感じでしょ(笑)

レシピは、とっても簡単!

まずは、6と7と8を、
1:1:1の割合で混ぜ、
軽く火を入れてアルコールを飛ばしてから、
粗熱を取っておく・・・A

次に、1と2を寿司ネタサイズに切り、
Aの漬けダレに浸して、
冷蔵庫で1~2時間程度寝かす・・・B

Bを寝かしている間に
3をガス炊飯器で炊く・・・C

頃合いを見計らって、
5を細かく切る・・・D

いい時間になったら、
どんぶりにCを盛り付け、
Bを適当に並べていく。

その上に4を割って落とし、
お好みでDを散らしていく。

最後に9で風味をつけて、
はい、出来上がり!

そんなわけで、
このランチを美味しく仕上げるのに
料理の技なんて一切要りません。

1にも2にも
素材集めに注力するのが自分流。

力任せではあるけれど、
別に、反則じゃないですよね(笑)

まず、ヒラメとニシン。
こちらは、余市にある
新岡鮮魚店さんで仕入れてきました。

なぜ、新岡鮮魚店さんなのかというと、
「津本式 究極の血抜き」で処理した魚を
1尾から売ってくれるから。

しかも、皮を引くところまで
その場で調理してくれるので、
ホント、もう大助かりなわけです。

「津本式 究極の血抜き」の解説は
ほかのサイトに譲ることにしますが、
なんたって、この処理をした魚は
掛け値なしに旨い。

例えば、ニシンなんかは
産地のココ北海道でも
「独特の匂いがイヤ」
って人も少なくないんだけど、
津本式で血抜きしたニシンは
「コレ、ホントにニシン?」っていうほど
臭みがないんですよね。

イメージとしては、
釣りたての生サバを
はじめて食べた時の衝撃に似ているかな。

お次は、蘭越産のゆめぴりか。

道南の名川、尻別川の流域は
コメが美味しいことで有名なのですが、
中でも、下流域にあたる
蘭越地区のコメは絶品なんですね。

そして、
「たつかーむ」の平飼い有精卵。

長流川流域の壮瞥町にある
「農場たつかーむ」は、
地元じゃチョイと有名なたまごやさん。

レモン色をした黄身は
全く臭みがなくて、
卵かけご飯にしても最高なんですよ。

ここまでが、
こだわりの北海道産食材。

決して安価とは言わないけれど、
1人前に換算すると、
せいぜい300円程度で
全部揃えることができちゃいます。

でも、コレだけじゃ、
ちょっとモノ足りないんですよね。

やっぱり、できる限り
調味料にもこだわりたい。

ということで、醤油は
「さいしこみ」のカテゴリーの中では
もっともメジャーな存在と言ってもいい
湯浅醤油さんの「二度仕込」を。

ごま油は、
こちらも全国の食通にはおなじみの
京都、山田製油さんの
「一番絞りごま油」を使いました。

ここまでやっても、
原料単価は400円を超えません。

贅沢を言えば、
九条ネギに三河みりん、
純米酒まで使えたらイイけど、
さすがにそれはやり過ぎ。

そこまでしなくとも、
十分に納得のランチができました!

どうです?
旨そうじゃないですか?

そうそう、ホントに旨いんですよ!

まあ、これだけの食材を揃えれば
誰だって旨いランチは作れます。

生鮮品は、地元北海道のいいもの、
調味料は、全国のいいもの。

これが、
私のちょっとしたこだわりです。

ところで、このランチのつくり方、
釣りに例えると、
こんな感じでしょうか!?

釣りの腕には、自信がない。

だから、激戦区じゃあ
魚たちに全く歯が立たない。

でも、トラウトパラダイスが
どこにあるかは
よく知っている。

だから、そこに行けば
美しい鱒に出逢うことができる。

技術がないなら、知恵で勝負。

それもまた、
ひとつのスタイルだよな・・・

さ~て、
トラウトパラダイスのことを考えていたら、
ちょっと元気が出てきたぞ~

しょうがない、
大嫌いな経理の仕事でもやるかな。

あ~

う~

結局、トホホだな・・・(汗)

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