スプーキーな鱒たち

先日、期せずして空いた
数時間を利用して、
十勝の然別川に刺さってみた。

現地に着くと、
そこにはおびただしい数の
先行者の足跡が、、、

まあいい、
たまにはこんな
自虐的な釣りだって
悪くはないだろう。

そう割り切って
ランガンを開始した。

開始からしばらくは、
めぼしいポイントを
シンプルなアプローチで叩いてみるが、
魚からの反応はゼロ。

そりゃそうだ、
これだけ叩かれまくっていたら、
魚たちがやすやすと
姿を現さないのは
ある意味当然のことだろう。

そこで今度は
少しだけアプローチを工夫し、
フローティングミノーを
ナチュラルドリフトさせてみる。

すると、
すぐに反応してくれたのが
このニジマス。

30cm台ではあるが、
空き時間に遊んでもらうには
ちょうど良い
サイズと言えるだろう。

その後も同様の
アプローチを続けていくと、
サイズこそ
MAX40cm止まりではあったが、
野生味あふれるニジマスが
断続的にヒットしてきた。

うんうん、
まるで首都圏の激戦区を
ひとり彷徨っているかのような
気分ではあったが、
スプーキーな鱒たちを相手にする
こんな釣りも、
これはこれで楽しいものだ。

スタートから約1時間ほど、
いいかげん数も出て、
ニジマス狙いの釣りに
少しだけ飽きてきてしまった。

そこで今度は、
ターゲットを
オショロコマへと変更。

ただし、
どこまで釣り上れば
オショロコマに出逢えるのか
明確な情報を
持ち合わせているわけではない。

こんな時は、
自らの経験と勘を
頼りにするほかないのだが、
そんな探検チックな釣りもまた
時にワクワク感を
楽しめたりするのである。

そして、
あと15分ほどで
ストップフィッシングという
そのタイミング。

狙いのオショロコマに
首尾よく出逢うことができた。

ビジュアルも
サイズもオーソドックスな
個体ではあったけれど、
オショロコマ独特の可憐な容姿は
いつでも疲れた心に
癒しを与えてくれる。

こうして、
然別川を歩いた
短時間のお散歩フィッシングは
無事に終了。

うんうん、
こんなスプーキーな
鱒たちを相手にする釣りも、
たまには悪くないものだ。

まあ、
いつもいつもこうだと
ちょっとばかり
疲れちゃうけどね(笑)

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