洞爺湖ワーケーション

週中は、
1泊2日の日程で
洞爺湖方面へ。

目的はワークと
バケーション。

だから、
「ワーケーション」なんて
今どきのワードを
あえて使ってみた。

けれども、
中身はいつもどおり
ただの「仕事兼釣り」である(笑)。

仕事の件はさておき、
洞爺湖で釣りをするなんて
いったい
何年ぶりのことだろう。

かつては
ブリブリのランドロックサクラに、
ビッグサイズのヒメマスが
よくヒットしたものであったが、
それも今は昔の話。

ニジマスメインの釣り場へと
変貌を遂げてしまってからというもの、
近くまで足を運ぶ機会はあっても、
「ここで釣りをしたい」という欲求は
まったく湧き上がって来ず……

そう、だから今は、
ちょっとした
浦島太郎状態なのである。

そんな現況だったので、
まずは洞爺湖温泉街にある
セブンイレブンで入漁券を購入。

その後、
かつて釣り歩いたポイントを
復習がてら歩いてみることにした。

もちろん、
ロッドは手にしていたが、
湖の状態は……と言えば、
こんな感じ。

ハッキリ言って、
ほとんど釣れる気がしない。

この洞爺湖というフィールド、
全盛期だった10数年前でも
「波がないと厳しい」という印象が
とても強かった。

しかも今の私は、
浦島太郎状態。

この状況でガツガツしたって、
すぐに結果が出るはずもない。

そのことだけは
自明のことだったと思う。

ということで、
冬の湖ならではオブジェ、
「氷のシャンデリア」をパシャリ。

まあまあ、
こんな光景が見られるのも
厳冬のフィールドに立つ
変態鱒釣り師の特権だからね(笑)

すると今度は、
背後の森から
なにやら賑やかな鳴き声が
聞こえてくるではありませんか。

パッと振り返ると、
そこにはクマゲラの姿が、、、

急いで背中に背負っていた
標準レンズ付きのカメラを取り出し、
パシャリとやってみたのだが……

あちゃ~、
ピ、ピ、ピントが……

あ゛ーーーーーーー、残念!

まあいい、
釣りのついでに
クマゲラの姿を観られただけでも
もう大満足なんだから。

すると今度は、
クマゲラとは違う鳴き声が……

この鳥って、
ヤマゲラ???

フィールドを歩いていても
滅多に見かけない鳥だけど、
鳴き声に特徴があって
しかもとっても魅力的。

写真だとわかりづらいけれど、
ビジュアルもまさに
「緑色のキツツキ」って感じで、
自然と惹かれちゃうんだよなー。

そんなこんな
洞爺の大自然を満喫しながら
車を使って
ポイントをランガンしていると……

コツ……

なんと、
ロッドティップに違和感が……。

正直、心の準備なんて
まったくできていなかったけど、
鱒からのコンタクトには
ちゃんと身体が反応。

思いっきりアワセを入れると、
しっかりと生命反応が
ロッドを握る右手に
伝わってくるではありませんか。

あらあら、
釣れちゃった……。

しかも、
洞爺湖の魚らしく
スゲー太ってる……(笑)

それが、
率直な感想だったかな。

やっぱり
ニジマスだったかあー。
正直、そんな思いもあった。

その反面、
久々の洞爺湖で
鱒の顔を拝めただけでもうれしい。
そんな素直な気持ちも
自然と湧き上がってきていた。

なんだかんだ、
やっぱり鱒はいいよね。

最後はそのひと言に
すべての想いが
集約されていた気がする。

仕事も無事に終わり、
鱒の顔を見ることもできたので、
洞爺湖ワーケーションは
無事に終了。

帰りがけにいつもの
BACK WOODさんに立ち寄って
クラフトビールと
「菓子美呆」さんの
シュトーレン等々のお菓子を購入。

道東の鶴居村に
つい最近オープンしたという
「ブラッスリー・ノット」さんの
缶ビール、あれっ、
もう一缶減ってるし……。

ともあれ、
洞爺湖周辺には
素敵なお店が点在しているから、
釣り以外の楽しみも
セットにできちゃうのが
やっぱりこの地域の魅力だよなあ~。

そうそう、
本屋でもあるBACK WOODさんは
ありがたいことに
「feat.鱒」を置いて
くださっているのですよ。

しかも目立つ場所に
置いてくださっていたんですね。

豊富のレティエさんや
士別の森の遊人さんもそうなんですけど、
地域に密着した素敵なお店に
自著を置いてもらえるって、
理屈抜きにマジうれしい!

いや~、
いまさらだけど、
人とのつながりって
本当に大事なんだよなあ~。

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