週中は、
久々にチョイ釣りへ。
自らロッドを握るのは
およそ1か月ぶりのこと。
今年は
ガイド時にゲストの皆さんが
クオリティフィッシュを
バンバン釣って見せてくれるので、
基本は常におなかいっぱい状態。
でもたまには自分で……
ということで、
半日仕事をさぼって
フィールドへと
出かけることにしたのである。
向かったのは、
羊蹄山麓を流れる湧水の川。
猛暑のピークは
過ぎ去った感のあるここ北海道だが、
平年値を超える気温が
続いていることには変わりがない。
でも、
湧水の川に浸かっていれば
それはもう極楽極楽!!
外気温が30℃を超えていようが、
水温一桁台の川に
どっぷりと身をうずめていれば、
本当に気持ちがよいこと。
ターゲットフィッシュは、
もちろんオショロコマ。
やっぱりこの魚、
本当に愛おしい存在なのだ。
もちろん、
大型の鱒は鱒で
とても魅力的。
けれどもオショロコマには、
サイズという概念を
軽く吹っ飛ばしてくれるだけの
言葉ではうまく言い表せない
魅力が秘められているのである。
この川でキャッチした魚は、
この一尾だけ。
でも、
この魚体を眺めているだけで
もう十分に心が癒されるから、
この川で二尾目を追い求める
気持ちには自然とならない。
正直、
ジジイになると
昔と比べ気持ちが
上がらないことも増えてくる。
けれども、
ただボーっと眺めているだけで
とても幸せな気持ちにさせてくれる鱒が
身近にいるのだから、
それはもう
本当にありがたいことだ。
この一尾に出逢えたことで、
心は十分に満たされた。
だが、
時間はまだお昼前。
残念ながら、
このまま家に戻って
暑い中PCと
にらめっこする気持ちになんて
なれるはずもない。
ヨシ!
半日も一日も一緒だ!!
ここで、
終日自主休業が決定。
うんうん、
せっかくなら
新規開拓にでも
久々にトライしてみようかな。
(次回につづく)