今年最初で最後の夏ヤマメ

北海道の鱒釣り

 

 

例年、
お盆期間中の釣りは
基本的にお休み。

 

この期間くらいしか
長期の休みが取れない
サラリーマンアングラーの
邪魔はしたくない。

 

そんな思いあっての
基本方針である。

 

 

 

ただ、
今年に限っては
この期間に出かけないと
もう夏ヤマメには
出逢えなくなってしまう。

 

そんな状況にまで
追い込まれたこともあり、
禁を破ってまで
ロッドを握る決意をしたのだった。

 

 

 

 

だからと言って、
サラリーマンアングラーと
干渉するわけには
さすがにいかない。

 

だがら向かった先は、
大きな魚がいないからか、
基本的に誰とも会わない
地味~な小渓流。

 

だがそんなフィールドにも
心を揺さぶられるような
見事な個体が棲息しているのだから、
ここ北海道はやはりスゴイ!

 

 

 

 

今回はお盆休み期間中
ということもあり、
今年初めてカミさんと
一緒に渓を歩くこととなった。

 

釣りやすいポイントは
全部カミさんに譲り、
狙いづらいところだけ
私が撃つというのが決めごと。

 

それでだいたい
同じくらいの釣果が得られたら、
帰りの車内は
終始平和でいられるわけだ(苦笑)

 

 

最初の川では
カミさんがバイトを逃し続けた結果、
ヤマメの釣果は
私が釣ったこの一尾だけ。

 

だがこの魚、
もうこの一尾でいいよ、
思わずそう言いたくなるくらい
魅力的な個体だったのだ。

 

パーマークの乱れは
この川らしさであり、
特に驚きはなかった。

 

けれども、
口元にまで
マダラが浮き出ているところが
なんともたまらんのである。

 

 

まあまあ、
この20数cmのヤマメを見て
どう思うかは人それぞれ。

 

私のように
たまらんと思う人もいれば、
「なんだこの程度のヤマメで喜ぶなよ」
と思う人だっているかもしれない。

 

でも、
どちらの感覚も
それでいいのだ。

 

そう、
大物至上主義に傾倒し
イトウ、ブラウン、ニジマス、
アメマスなどの大型魚を求めるもヨシ、
私のように大物至上主義と決別し
肩ひじ張らずに
一尾一尾の渓魚との出逢いを
純粋に楽しむのもヨシだろう。

 

 

 

最初の川では
結果を出せなかったカミさんだったが、
次の川できっちりと
結果を出すこととなった。

 

まあまあ、
25cmで超大型という川で
こうして泣き尺を
キャッチしちゃうんだから、
持っていると言えば
持っているのだろう。

 

ちなみにこの川のヤマメ、
今年は概して体高があり、
個性的な容姿をしている
個体が目立った気がする。

 

長さはともかく、
とにかくカッコイイのだ。

 

この泣き尺も、
昔、狩野川水系
地蔵堂川でキャッチした
超幅広アマゴを
思わず思い出したほど。

 

長さは
言うほどじゃないけど、
とにかく
ボリューム感がスゴイ!

 

そんな表現が
この個体にはぴったりだろう。

 

 

 

こちらは、
私がキャッチした
いかにも
夏ヤマメらしい個体。

 

サイズは
カミさんがキャッチした個体に
遠く及ばなかったけれど、
そのビジュアルの素晴らしさに
満足感は大きい。

 

よく見ると、
この川のヤマメも
いわゆるマダラ。

 

なんだけど、
先ほどの川の魚の
ビジュアルが個性的すぎるからか、
焦点がそこに向かないのが
面白いと言えば面白いな。

 

 

このほか、
小型のエゾイワナも
何尾かヒットしたが、
魚に過剰な負荷をかけぬよう
すべてオートリリース。

 

結局、まともなサイズの魚は
二人で3尾だけだったけれど、
今年最初で最後の
夏ヤマメ釣行は、
大成功だったんじゃないかな、と。

 

やっぱ、
見た目がキレイな魚って、イイ!

 

特にオショロコマとヤマメは、
自分の中で
よりいっそう特別な存在に
なってきたのかもしれない。

 

そうそう、
年を重ねていくうちに
昔のそれとは明らかに異なる
新しい価値観が芽生えてくるもの。

 

今を大切にしつつ、
昔を否定したりもしない。

 

いわゆる「べき論」に
縛られるのもほどほどに
自然体でいいんじゃないかなって、
無意識のうちに
思うようになった気がするんだよな。

 

SNS上で
見知らぬ相手と激しく罵り合う、
そんなシーン見かける機会が
増えた最近は、特にね。

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