日高山脈の川 日帰り旅

今週は、
一日だけ時間をつくって
日高山脈の川に日帰り旅。

片道4時間弱は
カラダには堪えるけれど
未知なる渓を歩けるのなら
それもさほど苦ではない。

しかも今回は、
なんとTさんという
地元を知り尽くした
最強の援軍を得ることに成功。

これなら、
必要以上にクマにおびえることもなく、
のんびりと川歩きを楽しめそうだ。

目的の川に入ると、
そこには、ワクワクするような
渓相が続いていた。

紅葉は終わりかけでも
まだまだ渓は
鮮やかな色で満たされている。

しかもありがたいことに
入渓してすぐに
魚からの反応が…

小型のエゾイワナだったけれど
大きさなど関係なしに
心底うれしい一尾である。

その後、
小型のエゾイワナを追加した後、
今度は、アフターと思われる
サビの入ったヤマメもヒット。

盛期に出逢えたら
きっと見事な肌艶をしているのだろうと
予感させるような魚。

この川は規模は大きくないものの、
是非、夏も訪れてみたいと思わせる
素敵な流れであった。

それでも、Tさん曰く、
こんなに魚が少ない日は
めずらしいとのこと。

いやはや、この地域の
フィールドポテンシャルの高さは
想像以上のものがあるのかもしれない。

この後、川を移動し
ちょっと気になっていたポイントへ。

現地に着くと、
すぐにいいサイズの
遡上魚の姿を確認することができた。

しかし、簡単に
口を使ってくれることはない。

そりゃそうだ、
このシーズンは、ある意味、
一年でもっとも釣り難しい時季。

直球勝負で
簡単にバイトを得られるほど
甘くはないのである。

それでも、
アプローチを変えながら
しつこく攻めるとようやくヒット。

かなり細い魚体ではあったが
なんとか40cmクラスの
アメマスに出逢うことができた。

実は、この写真を撮った直後に
カラダをくねらせてまさかの逃走。

だから、こんな
ショボいカットしかないけど
まあ、元気なうちに
リリースできたと考えれば
悪いことではないだろう。

そんなこんな、
束の間の充実した時間を過ごして
日高山脈の渓を後に。

Tさん、
何から何まで、
本当にありがとうございました!

さあ、あとは安全運転で帰るだけ。

なんて思っていたら、
ここで、とんでもない
アクシデントに遭遇!

広尾町から浦河町に向かって
天馬街道をのんびり走っていると
突然、左から黒い大きな塊が現れて
車の目の前を
猛スピードで横切ったのだ。

咄嗟に急ブレーキを踏んで、
なんとか衝突は回避。

正体は、推定150kgクラスの
コンディション抜群の個体であった。

いやはや、
やっぱり日高山脈周辺は
クマさんの生息数が
とびきり多いようで…

久しぶりに
クマさんと出逢ってしまったけど、
車の中からだったし、
衝突もしなかったから助かった。

次は、道北?

もうしばらくは、
クマさんとの距離が近いシーズンだから
特に注意しないとね。

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