茂田井宿 大澤酒造

期待を遥かに超える
ワクワクドキドキの連続だった
茂田井宿歩き。

ロマンあふれる街並みを歩きながら
少しずつ湧き上がってきたのが
「できれば、建物の中も見てみたい!」
という欲求。

その欲求を叶えてくれたのが、
大澤酒造さんでした。

入り口には、
新酒の出来上がりを知らせる
杉玉が吊り下げられています。

風情があって、
なんとも素敵な景色ですね。

お店に入ると、
「資料館もあるから、
ゆっくり見て行ってください」と
なんともありがたい言葉を
かけていただきました。

お言葉に甘えて最初に入ったのが、
この「しなの山林美術館」。

中に入ると、美術画が
こんなふうに
整然とディスプレイされています。

絵心のない私でも
ココが個人の趣味レベルの
美術館でないことは
すぐにわかりました。

あとでスタッフの方に
伺ったところでは、
大澤酒造さんは、
この場所を地元のアーティストに
提供しているだけとのこと。

でも、これだけの数の
美術品が集まって来ていて、
キレイな空間を
ずっと維持し続けているんだから、
いや~、これは本当にスゴイ!

2階に上がると、
さらに驚きの景色が広がっていました。

この梁の美しさときたら、
いや~、もうたまらないですね。

こんな美しい空間に飾られる絵画も
さぞ、喜んでいることでしょう。

まあ、独りよがりの
勝手な想像なんですけどね(笑)

次に見せていただいたのが、
この書道館。

中に入ると、
こちらも趣のある建物の中に
書が整然と並んでいます。

建物の雰囲気は、
まさに石蔵そのものですね。

絵心だけじゃなく、
書の心もない私。

それでも、ココが
ただ身を置いているだけで
心地よさを感じられる
素敵な空間であることは
すぐに理解できました。

2階に上がると、
ここにも書が飾られています。

格子窓から差し込む日差しが
なんとも言えず美しい・・・

今度は、格子窓から外をのぞくと、
こんな景色が広がっていました。

いやはや、
「これぞ日本の原風景」
といった趣に、もう感動です。

最後に見せていただいたのが、
この「大澤酒造民俗資料館」。

1階が直売所、
2階が資料館になっています。

急な木製の階段を上ると、
こんな感じの景色が・・・

展示物もさることながら、
やっぱりこの重厚な木造建築に
思わず目を奪われてしまいましたね。

かつて酒造りに使用された道具も
展示されています。

そのほか、
こんな歴史を感じさせる
資料もありました。

歴史オンチの私には、
これらの資料に
いったいどれだけの
価値があるのかもわからず、
その点は、
ちょっと歯がゆかったかな。

だからと言って、
これから歴史を
勉強する気はあるのかと問われれば、
瞬時に「NO!」と
即答するのだけれど・・・(笑)

最後に、1階の売店で
新酒を・・・

と行きたかったのですが、
諸般の事情があって、
仕方なく断念。。

その代わりに、
今が旬の酒粕と・・・

レトロなデザインが魅力の
前掛けを購入してきました。

いや~、よかったな、
大澤酒造さん。

ココは、
絶対再訪したいなと思います。

さてさて、
仕方がないので、
とりあえずはお仕事。

仕事が終わったら、
とっとと北国街道に向かうぞー

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