スティンガーラックス

今から遡ること約20年、
メインフィールドを
ここ北海道に移して以降、
運命共同体として
長らく苦楽を共にしてきたのが
このスティンガーラックス。

これまでに
ファイトした相手は、
20kgに迫るガタイをした
ブリブリのイトウであり、
本流の瀬を猛スピードで下る
マッチョな大型ニジマスであり……。

普通、
サクラマス用のロッドを
こんなふうに使ったら、
そう時間を置かずして
壊れてしまいそうなもの。

それが、
約15年間も無傷のまま
本来のスペックを
維持し続けていたわけだから、
ufmウエダというブランドには
本当に頭が下がる思いである。

ところが最近、
ついにというか何というか、
そんな愛用ロッドに
ガタがきてしまった。

ガイドの根元に入ったクラックは、
ロッドポテンシャルを
大きく損なうものだから、
さすがにこのまま放置はできない。

もうひとつは、
ガシガシと使い込んできた影響で
コルクが擦り切れてしまった
このグリップ。

まあ、常識的には
交換するのが当然なんだろうけど、
正直、ちょっと迷いもある。

そうそう、
長い年月、このロッドと共に
生きてきたことの証しを
そう簡単に
お払い箱になんてできないのだ。

なんせ、
この擦り切れたコルクは、
私がこれまで歩んできた鱒釣り人生の
象徴みたいなものなのだから……。

さてさて、
プロ職人の方に
リペアーをお願いする範囲は
どこまでにすべきか、、、

この週末、
しばし悩んでみることに
しようかな……。

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