秋の観光シーズン真っ只中の
3連休だというのに
観光客の姿はまばらで、
例年よりも明らかに閑散としている然別湖。
連休最終日、
久しぶりに湖に浮かび、
ミヤベイワナが
回遊しているであろうレンジに向けて、
スプーンをカウントダウンする。
セカンドステージ開幕以来、
ミヤベイワナの釣果は
全体的に今一つだったよう。
そんなこともあって、
スタート時はどうなることやら
それなりに不安もあったけれど、
最初の出逢いが訪れるまで、
時間は長くかからなかった。
久しぶりに再会したミヤベイワナの美しさに
思わず息を呑む。
アタリが出たのは
だいたい12m~15mレンジ。
確かにレンジが深く、
狙いやすい状況とは言えないけれど、
バイトは比較的しっかりしていて、
ミヤベイワナの活性は悪くなさそうに思えた。
その後も、魚の回遊しているレンジに
しっかりとスプーンを送り込めれば、
アタリが断続的に訪れる。
何より、出逢ったどの魚も
6月上旬のミヤベイワナの姿からは
およそ想像がつかないほどグラマラスで、
素晴らしいコンディションを誇っていた。
然別湖は、どうやら2年前の台風の影響から、
ようやく解き放たれたようだ。
広範囲を探っているうちに、
不意に姿を見せてくれたのは、
秋色に染まったミヤベイワナ。
もっともっと美しい個体もいるのだけれど、
それでも、ここ数年は
ほとんど拝むことができなかった
秋色の見事なミヤベイワナに
思わず見とれてしまった。
セカンドステージも
残り1週間と少しとなったけれど、
最終盤に向けて、秋色のミヤベイワナに
出逢える確率は確実に上昇していく。
今年のセカンドステージは、
美しい秋色のミヤベイワナに出逢える
絶好のチャンスであることは
どうやら間違いなさそうだ。
美しい鱒をこよなく愛する
アングラーの皆さんには、
今こそ、然別湖を訪れることを
おススメしておこうと思います!