カムイミンタラ

アイヌ語で、カムイミンタラ。

ここ北の大地「北海道」では、
大雪山またはその周辺地域も含めた
大雪山系を指して、そう呼びます。

「神々の遊ぶ庭」とか
「ヒグマの棲むところ」とか
訳されていますね。

諸説あるようですが、
「手つかずの大自然が残るところ」
の意として理解すれば、
なるほど先人たちの
ネーミングセンスの素晴らしさに感服です。

さてさて、
週末、割引クーポンを手に入れた私は、
今度こそ、ゆっくり、のんびり、
温泉に浸かりたくなって、
大雪山麓にたたずむ
旭岳温泉へと向かいます。

旭岳温泉には、
各地の有名温泉地にチェーン展開する
道外資本の洒落たホテルもありますが、
せっかく温泉に入るなら、
風情のある温泉旅館がいい。

そんな、私の勝手な嗜好もあって、
湯元湧駒荘さんにお世話になることに。

湯元湧駒荘さんは、
スノーボードアルペン競技における
日本の第一人者で
ソチオリンピックの銀メダリストでもある
竹内智香選手のご実家としても
一部で有名になりましたが、
ゆっくり、のんびり、
温泉に浸かるには最高の宿として
私のちょっとした
お気に入りでもあるわけです。

建物も年季が入っていますし、
キラキラ系の施設じゃないんだけど
それがまた良くって、
空気が落ち着いているというか
心身をリフレッシュするには本当に最高。

温泉に浸かって、
ちょっとだけお酒を呑んで・・・

ちょっと控えめな
ライトアップを眺めたら・・・

のんびりと、温泉旅館の風情に浸る。

上品な味付けの料理も美味いし、
いくつもの泉質のお湯が楽しめる
源泉かけ流しの温泉も
もちろん言うことなしですね。

おっと、ここが
釣りのブログだってことを
一瞬忘れそうになってしまった。

スミマセン。。

ちょっとだけ釣りネタに触れておくと、
旅館の前を流れる湧駒別川は
温泉水の流入があるため、
冬でもドライでニジマスが釣れる川として
一部のコアなアングラーに知られています。

前回のブログで紹介した、
信州の渓流のパターンに似ていますね。

ただ、大雪山系は
北海道有数の豪雪地帯ですから
川までのアプローチは
相当な危険を伴います。

渓も深いところが多く、
仮に川に降りられたとしても
脱渓できなくなる危険もあるので、
個人的には無理してまで
入渓する川じゃないかなと思います。

ゴールデンウイークが過ぎれば
麓の東川町の市街地を流れる忠別川でも
見事なニジマスが普通に釣れるので、
もう少しだけ、
季節の歩みが進むのを待ちましょう。

そうそう、
今週から、北海道は一気に
春めいてくる予報になっています。

本当は3月まで待とうと思っていたけれど、
ブラウンの産卵行動が
ほぼ収束しているようだったら、
そろそろ支笏湖にでも
出かけてみようかな。

やっぱり、私の中に染み付いた
鱒たちとの出逢いを欲する感情は、
いくら年を重ねても
一向に治る気配を見せません。

まあ、年を重ねたと言っても
デッカイ幼稚園生みたいなもんだから、
しょうがないっか(笑)

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