週中は、仕事＆チョイ釣りで
またまた道北へ。
これで、３週連続となる遠征。
週末は然別湖、週中は道北と、
最近、体力の衰えが目立つオッサンには、
なかなかハードなスケジュールが続く。
ひととおりの仕事をやっつけ、
かなりヘロヘロになっていたけれど、
気合を入れ直して、
フィールドへと車を走らせる。
今年の道北地方は、
異常とも言えるほど
気温の高い日が続いたこともあって、
期待よりも不安の方が大きいというのが
正直なところだったと思う。
現地に着くと、
案の定というか何というか・・・。
高水温の影響で、藻が爆発的に繁茂。
加えて、表面張力の高い水が
淀んでいるようにも見える。
水中からは、
まるで生命反応を感じ取ることができず、
フィールドには、
まるで＂祭りのあと＂のような
雰囲気が漂っていたのだった。
そんなフィールドの状況を
自分の目で確認したので、
この日の釣りは
キッパリとあきらめることに。
天塩町から稚内市に向かう道道の
途中に位置する抜海地区へと向かい、
スイレンの開花状況を確認する。
例年なら、まだ開花前のはずなのだけれど、
予想どおり、気の早いスイレンは、
すでに美しい花を咲かせていた。
白や・・・
ピンク色・・・
水辺には、エゾイトトンボの姿も見える。
海沿いの砂丘では、
早くもエゾカンゾウが見ごろを迎え・・・
ハマエンドウの紫が、彩りを加える。
たっぷり歩いて腹を空かせたところで、
内陸の豊富町へと向かって、
年に一度は食べておきたい
丸勝亭のカツ丼をいただく。
なんせボリューム満点だから、
腹を空かせておかないと
オッサンには完食できないのだ。
ここのカツ丼は、春のイトウシーズンに
必ず一度は食したい
私にとってのソウルフードみたいなモノ。
お腹は張り裂けそうなほどに
ぱっつんぱっつんになっちゃったけど、
この満足感たるや、
言葉に言い表すのは難しい。
さてさて、春シーズンのイトウには
もう出逢えないのかな？
そんな緊張感のないまったりとした感情が
心の大部分を支配。
蓄積した疲れを取りたいこともあったから、
この日は、早めに宿に入って
簡単な仕事の整理をしながら、
カラダを休めることにした。
翌日は、道北を離れる日。
その時はまだ、
朝、何時に目覚ましをセットするか
決めかねていたのだった。