チャーメン。
漢字で書くと「焼麺」。
室蘭、稚内、岩内など
北海道の一部地域に伝わる
ソウルフードです。
味付けや具材などは
地域によっても、
店によっても結構な違いがあります。
共通点は、
焼きそば麺または中華麺を
ちょっと焦げ目がつくくらいまで
しっかりと炒めていることくらい。
発祥がどこなのかについても
諸説乱立状態で、
ある意味、ちょっとミステリアスな
食文化と言えるかもしれませんね。
今回は、先週末の天塩釣行、
いや、温泉旅行の際、
宿泊場所に選んだ稚内で、
久々にチャーメンに再会したので
画像をアップしておこうと思います。
お邪魔したのは、「む蔵」さん。
ラーメンも定食もお酒も楽しめる
地元密着型のお店です。
ここのチャーメンの特徴は、
ドドーンと真ん中に鎮座するエビ!
これで950円は
かなりリーズナブルだと
言っていいでしょう。
いわゆるB級フードの枠を超え、
これはもうプチ贅沢の領域かも。
まあこれは、チャーメンに限らず
質の高い料理を提供してくれる
「む蔵」さんだからこその
クオリティとも言えるのですけれどね。
ともあれ、諸般の事情があって、
私はエビが食べられないので、
ひとりで「む蔵」さんを訪れる時は、
残念ながら、チャーメンを
注文できないんですけど・・・(笑)
道内でチャーメンを
食べられる店の数がもっとも多いマチは
おそらく稚内でしょう。
イトウ釣りで
道北に長期滞在することがあれば、
ホタテやウニばかりじゃなく、
1回くらいは
チャーメンを食してみると
いいんじゃないでしょうかね。
ソウルフードをいただきながら、
その土地の歴史や文化に
想いを馳せてみるのも
なかなか乙なものだと思います。