おまけ2 ~屈斜路湖周辺のグルメ~

屈斜路湖周辺地域の魅力は
もちろん、
美しい自然ばかりじゃない。

とことん素材にこだわった
地域色あふれるグルメもまた、
大きな魅力なんですよね。

はじめに紹介するのは、
遠征2日目の昼食でお邪魔した
「摩周そば道楽」さん。

今から5年ほど前まで、
私は、北海道内の蕎麦屋を
食べ歩いていたことがあったのですが、
訪れた蕎麦屋の中でも
間違いなく5本の指に入るのがココ。

メニューはこんな感じで
至ってシンプルなんですが・・・

まあ、多くのバリエーションなんて
必要としないでしょう。

だって、直球勝負だけで
十分すぎるほど
通用しちゃうんだから。

ここに来たら、
私が決まって注文するのが
この「いなかそば」。

鼻に抜けていく
摩周そばの豊かな香りといい、
口の中に余韻として残る
ふくやかで上品な甘みといい、
本当に幸せを感じさせてくれる
至高の逸品なんですね。

こちらは、
カミさんが注文した「かしわそば」。

北海道にはめずらしい
キリっと引き締まった辛口のかえしと
鶏の脂が絶妙に絡み合って、
スープとしてだけ見ても格別に旨い。

普段、温かい蕎麦を
注文することがない私でも
「これなら注文したいな」と思える
レベルでしたね。

・・・で、
忘れてならないのが、
小鉢でついてくるカボチャ。

どちらの写真にも
チラッと映り込んでますよね。

もともとカボチャを
あまり好きではない私が、
生まれてはじめて
「おいしい!」と思ったのが
このカボチャなんです。

カボチャって、
こんなにおいしい野菜だったっけ?

ホント、お見事です!

続いては
初日の夜にお邪魔した
「ほかほか食堂」さん。

こちらは、
お弁当屋さんに併設された
庶民的な定食屋さんです。

私が注文したのは、
なんと「スパカツ」。

道産子は皆知っていることだけど、
「スパカツ」は
釧路のソウルフードなんです。

ここは弟子屈・・・

なんだけど、
釧路管内の町でもあるし、
食文化にも共通点があるから、
こんなメニューも
あったりするわけですね。

こちらは、
カミさんが注文した
「ミックスフライ定食」。

千円でこの内容なら、
コスパは文句なしでしょう。

お弁当屋さんと併設だから、
フライもカラッと揚がっていて、
とても美味しそうでした。

ただ、長い距離、湖畔を歩いて
カロリーを消費しておかないと
これを食べきるのは
なかなか大変ですぞ(笑)

お次は、
2日目の夜にお邪魔した
「昇龍軒」さん。

もともとは、
先ほど紹介した
「ほかほか食堂」さんの場所で
営業されていたのですが、
ここ一、二年の間に
国道243号線沿いに
移転されたようですね。

このお店の目玉は、
何と言っても
手づくりの「弟子屈餃子」。

ちょうどこの日は、
屈斜路湖で
魚を絞り出すのに苦労して
とてもお腹が空いていたから、
ラーメンとのセットを
注文してしまいました。

ココの餃子の特徴は
もちもちとした
皮にあると思うんですが、
私的には、
豚肉と野菜の味が
しっかりとしている餡の旨さに
思わず悶絶してしまうのであります。

かつては宇都宮の街でも
餃子を食べ歩いたりして、
これまでもたくさんのウマイ餃子に
出逢ってきたけれど、
ココの餃子は
掛け値なしの旨さですね。

カミさんが注文したのは
こちらの「排骨麺」。

関東に住んでいる時は、
しばしば目にすることもあった
メニューだけれど、
ここ北海道じゃ、
滅多にお目にかかることはありません。

素材の旨みがしっかりしているし、
思いのほか餡もさっぱりしているから、
意外とパクパク
いただけちゃいますね。

うん、こっちも
なかなか旨いぞ。

ただし、
口の中をやけどしないように、
ゆっくり食べましょう(笑)

最後は、
3日目の夜にお邪魔した
「カフェ&キッチン 摩周の森」さん。

こちらは、
大阪から移住された
素敵なご夫婦が経営されている
おしゃれなお店です。

メニューの
バリエーションは豊富で、
多国籍料理的な
趣も感じられますね。

と言っても、
千円でおつりがくるメニューも多く、
価格設定はとても良心的で、
敷居の高さを感じることは
まったくありません。

私が注文したのは
「カニドリア」。

アツアツのドリアも
もちろん美味しいのですが、
葉物野菜の値段が高騰するこの時期でも
ちゃんとしたサラダを
用意してくれるのは
本当にうれしいことです。

カミさんが注文したのは
「しょうが焼き」のセット。

お膳には手づくりの品が並び、
人のぬくもりを
感じさせてくれる料理なんですね。

遠征中は、とかく
野菜不足になりがちなんですが、
こちらのお店にお邪魔すると、
栄養バランスが
だいぶ改善されます。

大みそかを除けば、
例年、年末でも
安定して営業されているので、
その点も安心。

とっても居心地もイイから、
私たちは、ほぼ毎年、
リピートさせてもらっています。

実は、このほかにも
弟子屈には
美味い店がたくさんあるんですよね。

2泊や3泊の遠征では、
すべてのお店を回ることはできないので、
私たちは、毎年、
各店舗をローテンションで
利用させてもらっています。

今年は行けなかった
洋食の「くいしんぼう」さんや
豚丼の「くまうし」さんも
超おススメの名店ですよ。

こうやって
弟子屈のグルメまで紹介しちゃうと
別に釣りなんかしなくたって、
冬の道東の旅を
存分に満喫できるんじゃないのと
厳しいツッコミを入れられそう。

でもね・・・

美しい自然があって、
旨いグルメがあって、
そして屈斜路湖での釣りがあって、
そのすべてが揃った時、
北の大地の冬の釣り旅は
最高の形で完結するのであります。

人間、生きていられる時間なんて
限りがあるんだから、
できるうちに
できることをやっておきたい。

私は、そう思うんですよね。

もし、皆さんが
遠征で屈斜路湖を訪れることがあれば、
釣りだけじゃもったいないから、
景色もグルメも楽しんでほしいですね。

もし、そうじゃなくて、
観光などで
屈斜路湖周辺を訪れる機会があれば、
その時は必ず、パックロッドを
荷物の中に忍ばせておいてください。

ウェーダーなんか
履かなくてもいいから
宿から歩いて行ける範囲の
気になるスポットに
ルアーをキャストしてみましょう。

エキスパートたちは
さも難しそうに言うけれど、
タイミングさえ合えば、
簡単にデカい鱒が釣れます。

そう、かつての私たちが
そうしていたように・・・

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