トラピスト修道院

函館に出かけたついでに
ちょっと足を延ばして
トラピスト修道院へ。

今回は、
「トラピスチヌ」じゃなくて
「トラピスト」の方。

え~、細かい話はさておき・・・

そう、ある場所が違うんです(笑)

函館市内から、
車で40分くらいはかかるかな。

新幹線の駅で言えば、
「新函館北斗」よりも
「木古内」の方がうんと近いですね。

ここは、従来から
それなりの観光名所ではあったけれど、
メジャーな存在になったのは
つい最近のことかもしれないですね。

きっかけは2018年、
JR東日本が運営する会員限定サービス
「大人の休日俱楽部」の
ポスター撮影地になったこと。

なんたってモデルは
女優の吉永小百合さんだから、
当時は、北海道内でも
結構な話題になったような
記憶もあります。

どんなポスターか気になる方は、
「大人の休日俱楽部 ポスター」で検索を。

最近、特に
運動不足が顕著だったので、
まずは、駐車場から徒歩で約30分の
「ルルドの洞窟」を目指すことに。

途中、長い年月が経っても
決して古びれることなく
味わいを増した木造建築に
目を奪われながら・・・

舗装された道を
ドンドンとのぼっていきます。

2月だというのに、
遊歩道には、まったく雪がない。

いったい
どうなってるんでしょうね・・・。

この景色、
花粉症の私には
もはや恐怖でしかありません。

そう、北海道内でも
ここ道南には
花粉症患者の「天敵」が
しっかりと自生してるんですよね。

あ~、恐ろしいったらありゃしない。

ラスト、急な階段を上ると
「ルルドの洞窟」に到着です。

すぐ目に入ってくるのが、
聖母マリア像。

ん、あってますよね???

ここは高台になっているので、
修道院のはるか向こうには
本州、大間崎が見えています。

少し左側に視線を移すと、
函館山もはっきり見えるんですね。

この角度で見ると、
別名「臥牛山」と呼ばれる理由が
よくわかります。

遊歩道を戻り、
修道院の正門へ。

遠景も美しいけど、
近くから見ても、
味わい深い景色ですね。

視線を下に落とせば、
眼下には、一直線の道が
海の中へと
続いているようにも見えます。

ちなみに
大人の休日俱楽部のポスターは
上から下を見下ろした画ではなく、
下から上を見上げた画。

真似っこしても仕方ないと思って、
今回は、その画は撮らなかったけれど、
下から見上げた画も
とっても美しいです。

というか、
そっちの方がむしろ標準かな。

このトラピスト修道院、
一般的には、車で訪れる観光地・・・

・・・なんだけど、
個人的には、
道南いさりび鉄道の
渡島当別駅から歩くのも
捨てがたいと思うのですよね。

北海道であって、
北海道らしくない港町の風景から
突如、この異国情緒あふれる絶景が
目に飛び込んでくる感覚は、
駅から徒歩でアプローチしてこそ。

「車で行ったくせに何言ってんだ!」
と怒られそうだけど、
もし時間が許すなら、
私だって、汽車で出かけてみたい
スポットなんですよね。

せっかく函館に遊びに来るなら、
是非、ここトラピスト修道院まで
足を延ばしてみることを
おススメしておきたいと思います。

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