北海道・北東北の縄文遺跡群は、
この豊かな自然の恵みを受けながら
1万年以上にわたり
採集・漁労・狩猟により定住した
縄文時代の人々の生活と精神文化を
今に伝える貴重な文化遺産です。
これは、
世界遺産
「北海道・北東北の縄文遺跡群」
公式ウェブサイトに公開されている
解説の一文。
私がこの一文を読んで
ふと疑問に思ったのは、
「豊かな自然の恵み」の一部として
エゾイワナが
その対象に含まれるのかどうか。
そうそう、
遺跡群のそばを流れる川には、
程度の差こそあれ
それなりの数のエゾイワナが
棲息しているのだから。
まあね、
そんなことを思うのは
ごくごく一部の
変態アングラーだけ。
そうも自覚しているのだけれど、
そんなところに思い至るのは、
変態アングラーであるからこそ。
そんな自負を
ほんの1%くらいは
胸に抱き続けていたりもする。
さてさて、
縄文人たちにとって
エゾイワナは
貴重な食糧となっていたのか、
それとも……
当時を生きた
人々の人生観は、
いったい
いかなるものであったのだろう。
そんなことを
あれこれと想像するだけでも愉しい、
そしてまた
ロマンがあるじゃないか。
土・日は、
そんなことを思いながら
少しだけ川を歩いた
秋終盤の週末となりました。