夏ヤマメに出逢う旅

7月に入り、
道東のヤマメ釣りが
いよいよ解禁に。

そこで、
早速道東へ……

ってなるはずのところ、
結局そうならないのが
あまのじゃく気質満載の
自分らしさなのかもしれない。

そうそう、
向かったのは
東じゃなくて南。

誰もいない河川での
のんびり釣り歩き。

それで
良型の夏ヤマメに出逢えれば、
それこそもう
100点満点という打算である。

最初に入ったのは、
私がこよなく愛する長万部川。

河畔に立つと、
これといったポイントは
すべて遡上魚に占領されていることに
ほどなくして気づかされた。

でもそれは、
時季的に当然と言えば当然であり、
あらかじめ
織り込み済のこと。

相変わらず
魚影が濃いというわけではないのだが、
竿抜けを丁寧に撃って行くと
なんとか一尾の
ヤマメに出逢うことができた。

まあまあ
この川に関しては、
とにかく
歩いているだけで気持ちがいい。

多分、
自分以外のアングラーには
その意味が全然分からないと思うけど、
風の香りとか
流れ下る水の質感とか、
そのすべてが
自らの青春時代へと気分を
タイムスリップさせてくれるのだ。

そうそう、
だからここは心のふるさと。
釣果なんて二の次でいい。

もしも
釣果を優先するのなら、
わざわざ遠征で訪れるほどの
ハイスペック河川でもないわけだし、、、

次に訪れた川では、
ちょいとサイズアップの
ヤマメをキャッチ。

って言ったって、
所詮は20数センチの魚なのだが、、、

けれども、
サイズ感として
コレと言った文句はなし。

だってそうだろう、
こんなに手軽に
天然ヤマメと出逢えるなんて、
当たり前のことじゃない。

だから、
贅沢を言い出したら
それこそキリがないのだ。

だからこのヤマメに
出逢えたのなら、
十分すぎるほど
心は満たされるのである。

この後、
噴火湾に注ぐ
いくつかの河川を回ってみたのだけれど、
渇水状態の川が多く
まともなサイズのヤマメが
顔を見せることはなかった。

そこで
峠越えを決断し、
一路、日本海河川へ。

しかしながら
こちらも渇水状態の川ばかりで、
まともなサイズは
この一尾のみ。

でもまあ、
これで噴火湾側の河川に特有な
さっぱりタイプの魚体と
日本海側河川らしい
こってりタイプの魚体、
その両方に出逢えたことに。

うんうん、
これでもう
もう思い残すことはないよな……

そんなこんな、
あとは近隣の
ローカルスーパーをハシゴして、
地元でしか手に入らない
地域の銘品をゲットするのみ。

そうそう、
道南地方には
マイナーだけど
旨すぎるローカルフードが
たくさんあるのですぞーーー

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