ジャパンフィッシングショー出展のため
滞在していた横浜から北海道に
昨日戻ってきました。
会場では、多くのアングラーの皆さんと
さまざまなお話をさせていただきましたが、
やっぱり注目度が高い話題は
「イトウ」関係のネタ。
最近、猿払川や朱鞠内湖が
メディアで取り上げられたこともあってか、
イトウへの挑戦はこれからという皆さんも
かなり興味を持って
いらっしゃるようでしたね。
それから、予想以上に反響が大きかったのが
「ミヤベイワナ」関係のネタ。
ブルーバックのミヤベイワナと
秋色のミヤベイワナの
写真を展示したこともあって、
多くの方に興味を持っていただくことが
できたかなと思っています。
ところで、ミヤベイワナ関係では、
長期間にわたって、
然別湖でミヤベイワナの
研究を実施していた芳山拓氏が
“釣りがつなぐ希少魚の保全と地域振興
―然別湖の固有種ミヤベイワナに学ぶ”を
このたび出版。
学術的な視点のみならず
釣り人の視点も織り交ぜながら
ミヤベイワナを
多角的な視座で考察していて、
一般のアングラーの皆さんにも
気軽に読んでいただけるような
内容になっていました。
これからの時代、
「利用と保護の両立」というスタンスが
各地のフィッシングフィールドにおいて
標準化されていくことでしょう。
その先進事例ともいえる
然別湖の現場で
地に足を付けて長年行ってきた研究の成果は
時にありがちな机上の空論とは一線を画した
とても意義深いもの。
その研究の様子を
近くで見ていた立場としても
芳山氏の研究成果が
今後、幅広く活用されることを
心から願っています。
各地域への波及効果も期待される
然別湖モデルにご興味のある方は、
是非、ご一読いただければと思います。
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参考にしてください。