(前回からつづく)
次に向かった小渓流は
これまで以上に
規模が小さい川であった。
長靴でも
余裕で釣り歩きが可能。
幹線道路に
ほど近いところを流れる
そんなスケール感の渓である。
この渓もまた
魚影が濃いとまでは言えなかったけれど、
それなりの数の
アメマスと出逢うことはできた。
こんな鮮やかな発色の
尾ビレを持つ個体とか…
こんなクリアな発色の
胸ビレを持つ個体とか…
どうやら、
これまでに立ち寄ったどの渓よりも
魚たちのコンディションは
ずいぶんと良好のようだ。
次にエントリーした河川でも
サイズこそ
40cmが上限ではあったけれど
断続的にアメマスがヒット。
尾ビレの銀鱗が眩しい
こんな個体や…
全体にしっとりとした雰囲気の
こんな個体など…
ごくありふれた
アメマスだと言ってしまえば
それまで。
だけれど、
3連休の中日に
このクオリティーの魚に出逢えたら
文句などあるはずもないのだ。
そして迎えた
この日、最後の河川。
結局、ここでも
驚くような魚は出てこなかった。
それでも、
最大45cmのアメマスが
数尾ほどヒット。
ポイントによっては、
連続ヒットもあったから
魚たちには十分に楽しませてもらった。
そうそう、
こうやって2尾を並べてみると、
背中のサバ模様やスポットの大きさに
はっきりとした違いがあるのだから、
個体差を見るのって
やっぱり面白いものだ。
こうして、
人との接触を避けての釣行は終了。
あえて他のアングラーを避けるのも
なんだかちょっと寂しい気持ちにはなるが、
コロナ禍の今だけは
やむを得ないと考えるしかないだろう。
そんな制約はあっても、
ずっと室内で悶々と過ごすよりは
精神的によっぽど健全。
メンタルを
やられることがないように
今週も、ちゃんと時間をつくって
どこかのフィールドに
出かけようと思っている。
さてさて、
そろそろ今年の締めくくりをどうするか
考えないといけない時期が来た。
いつもどおり
屈斜路湖に刺さりに出かけるか、
それとも自重するか。
この先の
コロナの感染拡大状況は
神のみぞ知る!?
んなわけないでしょ!
人間の行動次第で
コントロールできることを
経済対策の担当大臣が、
神の裁量にゆだねるような
発言をするって、
いったいどういうことでしょう?
トラウトフィッシングで言えば、
釣れるか釣れないかは
神のみぞ知るとか言って、
ろくに自分磨きもせずに
最初からさじを
投げているようなもんだな。
こうやって
国がどんどんと
国民の信頼を失っていくのは
本当に恐ろしいことだけど、
信頼できない以上は、
やっぱり自分で判断するしかない。
う~ん、
なんともモヤモヤするな。
この国は、
このまま行ったら
本当にヤバイんじゃないか?
なんだか、
マジでそんな気がしてきたぞ。。