明日は、
長野県の渓流解禁日。
北海道にいる今、
直接的に自分と
関係するような話題ではないのですが、
やっぱり
2月16日はスペシャルデイ。
今でも
そんな感覚が
残っているんですよ。
若い頃に体験したことって、
年齢を重ねても
アタマにもカラダにも
しっかりと
染みついているみたいで(笑)
ただし、
この時期の信州の渓流では、
低活性の渓魚たちとの
根競べを強いられることが
とても多かったな……、とも。
でも、
そんなストイックな釣りが
また楽しくて、
信州解禁釣行は
いつの間にか
絶対に欠かすことのできない
年中行事になっていましたね。
当時、
厳寒期の釣りで
大活躍してくれたのが、
このシュガーディープ。
わずかばかり
水温が上昇した
そのタイミング……
コイツをアップクロスにキャストし、
流れと同調させ
微妙なタッチを意識しながら
ドリフトさせてみる。
確か、そんな感じだったかな!?
ダウンクロスじゃ
喰わないんだから不思議だけど、
なんとも言えない
この釣りのヒリヒリ感が
たまらなかったんですよね。
でも、場所は
やっぱり大事だったかな!?
なにはさておき、
この時期の最優先事項は
後にも先にも「水温」。
私は当時、
上小漁協管内の川が
お気に入りだったのですけれど、
水温の低い
武石川ではノーバイトでも、
温泉水が入る近隣の内村川では
渓魚の反応が得られた……
なんてこともよくありました。
あとは、
コンクリート護岸と
黒っぽい大岩が
キーワードだったかな。
太陽の光を浴びた時に
蓄熱しやすい物体があるポイントには
決まって高活性の
渓魚が入っていた記憶が……。
北海道の川って
相対的に人工建造物が少ないし、
日当たりがよくて
黒っぽい大岩がゴロゴロしている
という川も限られるから、
あんまりこの理論を
持ち出す場面がないのですがね。
関東近郊の川を
メインに釣り歩いていた時代は、
セオリーや釣れてる情報なんて
いっさい無視して、
シーズン初期は
そんな場所ばかりを
ガシガシと攻めていたような……(笑)。
それでは、
明日、初釣りに出かける
アングラーの皆さんの幸運を
心からお祈りしています。
安全が第一ですけど、
たとえ一尾でも
素敵な渓魚に
出逢えるといいですね!