ちょっとフライング気味!?

昨日は、ニセコ方面で
ちょっとしたお仕事。

今週、ロッドを握れるとすれば
このタイミングしかない。

一応、タックルを2セット準備し、
車に積み込んでから家を出た。

ミッションが完了したのは、
午後2時過ぎのこと。

事前の情報では、
突然のにわか雨に注意するよう
注意喚起されていたけれど、
幸いなことに、
羊蹄山麓は、ほぼ快晴だ。

本当は、尻別川本流を
叩いておきたかったのだけれど、
雪代の影響でまだまだ水位が高く、
エントリーを断念。

ただ、水色はササ濁りで、
回復傾向にあることが見て取れたから
あと少しすれば、エントリーも
可能になりそうな雰囲気ではあったかな。

本流がそんな状況だったので、
まずは、ショートロッドを片手に
支流の湧水の川に
エントリーしてみることにした。

支流であっても、
下流部は、雪代の影響を受けて増水気味。

けれど上流部は、
気持ち、水位が高いかな程度で、
強い濁りもなく、
十分釣りになる状況であった。

この季節、
河畔の植物たちはまだ芽吹いたばかり。

湧き水がある場所では
エゾノリュウキンカの黄色い花も
鮮やかに咲き誇っていた。

なにより、藪コキすることなく、
水辺にアプローチできるのは
ありがたいことだ。

労せずして立ち位置を確保。
早速、キャストを開始する。

水温がまだまだ低いこの時期だから、
岸際の緩流帯に
丁寧にルアーを送り込んでみる。

けれど、すぐに反応はない。

決して魚影が濃いとは言えない流域ゆえ、
それも十分想定内。

数十メートル下流に下がった時、
待望のファーストヒットの時が訪れる。

ヒットしたのは、
狙いどおりのオショロコマ。

魚体にサビはなく、
コンディションは思いのほか悪くない。

でも、この水系のオショロコマは
やっぱり派手で美しい。

何カットか撮影させてもらって、
すぐにリリース。

1尾出逢えれば、もう十分。
次の河川の様子を見にいくことにした。

その後、
いくつかの河川を見て回ったけれど、
どこも増水気味で時期尚早な感じ。

何と言っても、
ここ羊蹄山麓は、北海道有数の豪雪地帯。

やっぱり5月の2週目では、
ちょっとフライング気味だったようである。

無理しても仕方ないので、
尻別川水系の探索はあきらめ、
支笏湖の様子を見に行くことにした。

到着した時は、強い南風。

陽も傾きかけていたこともあったし、
チョイと湖岸に降りることができて、
風も当たっている
旧有料道路側にエントリーすることにした。

陽が雲にさえぎられたタイミング、
すぐに小さなアタリが
ロッドティップに伝わる。

推定35cmのブラウン。

まあ、GW明けの
チョイ釣りということを考えれば、
このサイズでも
文句など言えるはずもない。

その後、立て続けに
ロッドティップに違和感を感じるが、
フッキングには至らず。

このあたりは、
ショートバイトが頻発する
「5月の支笏湖」らしい状況であった。

陽も落ち、辺りも薄暗くなってきたので、
小1時間でストップフィッシング。

ちょっとフライング気味だったけれど、
美しいオショロコマに出逢えたことは
何よりもうれしい。

尻別川水系は、
これからいよいよ本格的なシーズンインを
迎えることになるはず。

ただ、イトウにミヤベイワナにと
これからはいろいろと忙しい季節。

さてさて、
尻別川本流にエントリーできるのは
いったい、いつになることやら。

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