近場の春景色

ここ北海道に住んでいると
近場でも、素敵な春景色を
十分楽しむことができます。

札幌近郊でも
公園や遊歩道に集まってくる
人の密度が高くなっているので、
個人的には、
公園に出かけることはありません。

ちょっとだけ工夫すれば、
人との接触を回避しながら
気兼ねなく気分転換ができる。

みんながそういう意識を持てば、
結果として人は分散するのだから、
「密」を形成せずに済むのですよね。

もちろん、
「遠出をしない範囲で」
ということにはなるのだけれど、
その条件下でも
行き場所の選択肢が
たくさんあるという点で、
ここ北海道は恵まれているなと。

例えば、このキクザキイチゲ。

近場の林床に行けば、
誰でも簡単に見ることができます。

もちろん、誰もいない林床なんて
そこかしこにあるのですよね。

いつもは「あ~、キレイだな」で
終わっていたところ、
よく見てみると、
花びらの外側の薄いピンク色が
とっても上品に感じられたりして、
新しい発見があったりする。

世間では、
普通に知られていることであっても
自分にとって新鮮な発見だったら、
なんだか気分が上がりませんか?

それでいいと思うんですよね。

これは、「ナニワズ」の花。

今までは、漠然と
見ているだけだったのだけれど、
近くに寄ってみると、
ものすごくいい香りが・・・。

詳しい人には、
常識なのかもしれない。

でも、僕にとっては
とても新鮮な出来事なんですよね。

事実、この瞬間、
一気に気持ちが上がったのは
言うまでもありません。

近くには、
サラブレッドの生産牧場もあって、
なかなかに美しい景色が・・・。

写真を撮っていると、
馬たちがこちらに寄ってきて
ちょっとビックリ。

あ~あ~、
ウォンテッド状態になっちゃった!?

やっぱり、馬も魚と一緒で、
好奇心旺盛なんですね。

な~んて、
そんなこと言ったら、
馬に怒られちゃうかな(笑)

こんなふうに時間を過ごしていれば、
今の厳しい状況にあっても、
メンタルが
破綻することはないと思うんです。

大都市にお住いの方は
これと同じような行動パターンを
取ることが難しいと思うので、
その点はとても申し訳ないのだけれど、
いくつかの人口密集地を除けば、
似たような気分転換の方法は
大いにありなんじゃないかと・・・。

別に、誰もいない近所のビーチで
ひとりでサーフィンを楽しんだって、
何も悪いことはない。

サーフィンがNGなのではなく、
居住地から移動して
その先で人と接触することが
NGなのだけれど、
メディアの報道を見ている限りは、
本質を見誤ったものが
散見されるわけですね。

そうそう、
目的は人との接触を8割減らすこと。

外出の機会を減らすことは
もちろん大事なのだけれど、
それは、あくまでも
目的を達成するための
手段であることを忘れちゃいけない。

メディアの横ブレしまくりの情報に
惑わされることなく、
今、やるべきことが何なのか、
一人ひとりが冷静に判断して、
行動することが大事だと思うわけです。

そういう意味では、
客観的なデータを、
フィルターを通さずに伝えてくれる
8割おじさんの存在は
本当に頼りになりますね~。

ホント、
8割おじさんは最後の砦。

できることは限られるけど、
自分にできることはしっかりとやりつつ、
遠く北海道から
エールを送っていようと思います。

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする