週中は、
道東方面へ2泊3日の出張。
もちろん
仕事メインではあるけれど、
スケジュールが
ビッシリではなかったので、
当然、タックル一式を
車に積んで自宅を出発した。
初日は、
出発を早めにした分、
時間には
十分すぎるほどのゆとりが……。
雲ひとつない晴天の中、
ひたすら国道を走っているだけでは
正直、つまらない。
景色は最高だし、
絶好のドライブ日和ではあるけれど、
ちゃんと休憩して
外の空気を吸わねば、、、
……とかなんとか言って、
広いところに車を停め
右手に見えるリザーバーの様子を
チラ見してみる。
おお、
アングラーの姿もないし、
水色も釣りになりそうじゃないか。
ということで、
十勝地方を移動中、
目的地までかなりの距離が
まだ残っているというのに、
早速の寄り道となったのである。
入ったのは、
こんな景色のところ。
年に何回も
横の道は通るのだけれど、
ココを目的に来ようとは
正直、なかなかならない。
でも、
ついでにちょこっと
寄り道するのなら大いにアリ。
いつもと違う景色で
釣りをするのって、
いつ何時も、
ワクワクはするものだからね。
寄り道は、
準備から片付けまでを含め
だいたい1時間。
そして
ヒットした魚は、
40cmクラスの
このブラウン一尾。
側線よりに下に
朱点が入っていて、
支笏湖ブラウンのビジュアルとは
明らかに一線を画している。
実のところ、
十勝ブラウンと出逢うのは
およそ10年ぶり。
でも、
見た目の印象は
当時と大きく変わらなかった。
もちろん、
たくさんの十勝ブラウンを
キャッチすれば、
また違った風合いの個体に
出逢えるのかもしれないけれど、
私の中では
これこそが十勝らしさ。
ちょっとの寄り道で
鱒との出逢いが
ちゃんと訪れるんだから、
やっぱ良いフィールドよ、ココは。
さてさて、
早く現地に到着して、
早く仕事を片付けないと……。
やるべきことを
とっととやっちゃえば、
あとは自由に
時間を使っていいんだから……(笑)。
(つづく)