知床オショロコマ・Part1

出張初日の夜は
川湯温泉で宿泊。

翌朝、
ちょこっとだけ屈斜路湖に入る
プランもあったのだけれど、
まずは仕事優先ということで
さらに東へと車を走らせた。

ゴメンナサイ、
ウソをつきました。

正確には、
快晴無風だったので、
泣く泣く
屈斜路湖をパスした……でした(笑)。

ただ、おかげで
仕事は早い時間に終わり、
釣りをする時間を
たっぷりと確保することに成功。

天気もいいし、
PCの前に座って仕事をしているより、
やっぱこっちのほうが
断然楽しいぞ!!

ところで、
こんな展開になった時に備え、
湿原の川に入る……とか、
屈斜路湖に戻る……とか、
あらかじめ
いくつかのアイディアを
腹案として抱えていたのだが、、、

なぜか頭の中は
オショロコマでもういっぱい。

アメマスもいいし、
ニジマスもいいんだけど、
今、逢いたいのは
オショロコマなんだから、
その気持ちに逆らう理由はない。

ということで、
一路、知床方面を目指し、
車を走らせることにした。

正直、
この時点で
釣りが成立するという
確信を持っていたわけではない。

だって、
まだ時は4月。

知床連山に
まだ多くの雪が残るこの時期、
まずは安全に川に立てるのか、
仮にエントリーできたとして、
はたしてオショロコマは
ルアーに反応してくれるのか……。

期待よりも
不安のほうが大きかったのは事実。

だから、
ダメならダメで観光でもOK。

気持ち的には、
そんな割り切りがあったのだが、、、

現地に到着すると、
なんのことはなかった。

コンディション不良で
釣りが成立しない状況の川なんて、
一本たりとも
存在しなかったのだ。

そう、今年は
知床の春も異常に早くて、
雪代もすでに終わりかけ。

多少の増水はあれど、
川の流れは
ほぼクリアだったのである。

こんな状況だったので、
川に立てばすぐに答えは出た。

一尾目は、
約20cmのオショロコマ。

明るい平瀬に出ていたからか、
もうすでにサビはなく、
盛期を思わせるような
明るい体色をしている。

いや~、
コレコレ!

本当に可憐で
愛らしいビジュアルである。

この一尾で
気持ち的にはすんごく満足!

だけどこの感じだと、
別の川に行けば
趣の異なるビジュアルの魚にも
出逢えそうな気がする……。

まあまあ、
せっかく知床まで来たんだから、
残りの時間は
小河川のラン&ガンに
終始するのもいいだろう。

すぐに
そう割り切れたので、
屈斜路湖と湿原河川への憧憬は
頭の中から瞬時に消去。

さてお次は、
約5年ぶりの訪問となる
苔むした小渓流にでも
行ってみるとするか。

次なるプランは
こうして
即決したのであった。

(つづく)

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする