先週の支笏湖ガイド、
足元までのチェイスに
度重なる”エビ”と、
ブラウンにあと一歩まで迫るも
最後までスコアボードに
数字を刻むことができず……
案内する側として
明確な課題が残る結果となったので、
週明けの空き時間を利用し
支笏湖へと検証釣行に出かけた。
今回のミッションとしては、
「あと一押し」で
キャッチできそうな魚に、
どうやってアプローチすべきかを
細かく検証すること。
そのため、普段は
支笏湖で真剣に釣りをすることが
あまりないのだけれど、
さまざまなルアーを
とっかえひっかえしながら、
超久々にまじめな釣りを
やってみることにした。
結果的に、
キャッチに至ったのは
この小ブラ一尾だけ。
けれども、
それぞれのルアーに対する
魚たちの反応の違いを
つぶさに感じることができて、
とても有意義な時間に
することができたんじゃないかな。
改めての気づきとしては、
スプーン、ミノー、ジグ、シンペンなど
どのルアーを使うにしても
とにかく動かすスピードが
キモになるということ。
ルアーを動かす
スピードが速すぎると、
魚に見切られてUターンされるは…
ミスバイトを誘発して
”エビ”にされるは…の繰り返し。
他方、
動かすスピードが遅すぎると、
完全にルアーを
見切られているらしく
アタリすら出ない。
結局のところ、
もの凄く狭いスイートスポットに
しっかり当てないと、
明確なバイトは
得られなかったのだ。
もちろん、
波ザブンザブンの状況とかなら、
繊細なアプローチをしなくても
やすやすとバイトまで
持ち込めてしまったりもする。
けれども、
可もなく不可もなくの状況で
「あと一押し」を誘発するためには、
とにかく丁寧に、
かつ繊細にルアーを動かす以外、
有効な手立てはないということ。
このことを
再確認できただけでも、
わざわざ時間をつくって
湖まで足を運んだ甲斐が
あったというものだろう。
正直、
「自分で釣る」だけなら
支笏湖が取り立てて
難しい湖だとは思わない。
けれでも、
ゲストを案内するとなると、
その方が
どんなに腕達者であったとしても、
やはり簡単ではないのだ。
う~ん、
自分には
まだまだ何かが足りない。
日々、
もっともっと
研鑽を積まねば……